愛するカタチと好きの気持ち

文字数 603文字

『正しい答えは一つ!』
…なんて子供の考えだと思うの。
どっちかって決めないのが大人のやり方。
つまり私みたいなレディの場合、彼氏が2人や3人いるのは自然だと思うの。
ニャーッ。
少し誤解を受ける発言だったかしら?
私には好きな人がたくさんいるの。
顔が私好みの子。
多趣味で楽しい子。
勉強が出来る子。
スポーツ万能な子。
一緒にいてホッとする子。
競い合えてライバルな子。
人には個性があって、男女問わずそれぞれにオンリーワンの魅力があって、私を魅了してやまないの。
いずれは私も結婚して未来の旦那様に一途な“アイスル系”になるんだけど…
人を好きになる気持ちは嘘をつけないの。
今、誰かと付き合っていたとして違う人に魅力を感じてしまうのは悪い事ではないと思うの。
私はアイドルだから特定の人とはお付き合いしないけど。
もし貴方が結婚していないなら、自分の感じたままに選択する事を躊躇しないでほしいの。
もちろん結果の全てを自分の責任として受け止めてココロ折れない覚悟が必要だけど…。
私の言っている事…
解ってもらえるかしら?
鈴音の恋愛観(初期設定)

人を好きになる事はとても尊い。

誰かとお付き合いしているとして、他の人を好きになってはいけないという倫理観は不自然じゃないかと説いてます。

大切なのは裏切らない事であって、心を縛る事ではないから。

…なんて感じで蘭華と揉めるエピソードも考えてましたが、鈴音の生い立ちや人生観と折り合いがつかず…


没。

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登場人物紹介

鈴音(すずね)


修道院の貧困を救うためにお金を稼げる大人を目指している孤児院出身の女の子。

努力と根性で高名な魔法学校に次席入学を果たした。

過去に壮絶な死別を経験しており、食べ物を粗末にする事を極端に嫌う。

明るく積極的で協調性にも優れ友達が多い。

しかし実は周囲の生徒と価値観が合わず、本当の友達と呼べるのはランカ一人しかいない。


演者:CHOCO鈴音

蘭華(ランカ)


すずねの親友で魔法学校を主席で入学した秀才。

天才肌で大抵の勉強は授業のみで覚えられる。

しかし将来に対して何の希望も目標も持てず悩んでいる。

明るく行動的なすずねに刺激を受けてうわさ話を追いかけている。

意外と抜けている一面も。

好物はラーメン。


演者:CHOCO蘭華

亀谷商店のトメさん


駄菓子屋の店主をしている蘭華のおばあちゃん。

とっても優しくて、すっごく恐い。


演者:無糖あず

※本作の監督です。トメさん役が見つからずピンチヒッターとして俳優デビュー。二次創作“君影草と魔法の365日”の作者。

消えた石像


とっても恐い形相をした石像。

魔法学校の玄関に2対飾られている。


演者:猫威ガーディー

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