大花火
文字数 433文字
「ひゃーは!ここは楽しいな。なんてったってキノコが食べ放題だ!」
私達が張り込んでいる事に全く気付かない使い魔。
それにしてもあの小さい体でよく食べるわね…。
「うまい、うまい、この世界さいこー!」
使い魔は森に生えたキノコを1つ残さずたいらげると高い木の上で居眠りを始めたの。
「すず、あんな高い場所じゃ魔法だって届かないよ? どうしようか?」
確かに私達の魔力であんな高いトコロまでは届かないの。
魔法は…ね(笑)
「・・・・・・!」
そっとランカに耳打ちして作戦を伝えたら…
精神統一で魔力を高めて…
魔法語を組み立てて…
同時に放つ!!
「!!?」
その瞬間、“花火の魔法”とはかけ離れた強烈な閃光と火花、そして爆発音が辺りを襲ったの。
驚いた使い魔は木からおっこちて目を回してる。
だけど私達も身動きがとれないの。
少しやり過ぎたかしら(汗)
「うーん、うーん…ガンバレオレ! もう少しオレは遊びたいんだー! それじゃあな!」
先に持ち直した使い魔はまたどこかへ飛んで行っちゃった…。
作戦失敗。
私達が張り込んでいる事に全く気付かない使い魔。
それにしてもあの小さい体でよく食べるわね…。
「うまい、うまい、この世界さいこー!」
使い魔は森に生えたキノコを1つ残さずたいらげると高い木の上で居眠りを始めたの。
「すず、あんな高い場所じゃ魔法だって届かないよ? どうしようか?」
確かに私達の魔力であんな高いトコロまでは届かないの。
魔法は…ね(笑)
「・・・・・・!」
そっとランカに耳打ちして作戦を伝えたら…
精神統一で魔力を高めて…
魔法語を組み立てて…
同時に放つ!!
「!!?」
その瞬間、“花火の魔法”とはかけ離れた強烈な閃光と火花、そして爆発音が辺りを襲ったの。
驚いた使い魔は木からおっこちて目を回してる。
だけど私達も身動きがとれないの。
少しやり過ぎたかしら(汗)
「うーん、うーん…ガンバレオレ! もう少しオレは遊びたいんだー! それじゃあな!」
先に持ち直した使い魔はまたどこかへ飛んで行っちゃった…。
作戦失敗。