使い魔の授業

文字数 354文字

「使い魔とは不思議な生き物達と魔法使いが契約をして、その力で自分を守ったり友達になったりする事が出来るものです。皆さんのおまじない用に魔法陣を用意しておいたので授業が終わったらさっそくやってみて下さい」
今日は校長先生の特別授業で“使い魔の召喚”を習ったの。
「ねぇねぇ、今日の授業は楽しかったね。使い魔を召喚出来るなんて考えるだけでわくわくするよ。へへっ! 格好良い使い魔が出て来るといいな!」
使い魔ってまだ見た事無いけどどんなのかしら?
やっぱり強くて格好良い使い魔を召喚したいけど…
あんまり大き過ぎるとそれはそれで困るの(汗)
「ねぇねぇ! 早く広場に行こうよ!!」
私とランカは魔法陣の用意された広場へ
その広場は町から少し外れた所にあってよく課外授業に使われている場所。
描かれた魔法陣は怪しい光を放っているよ。
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登場人物紹介

鈴音(すずね)


修道院の貧困を救うためにお金を稼げる大人を目指している孤児院出身の女の子。

努力と根性で高名な魔法学校に次席入学を果たした。

過去に壮絶な死別を経験しており、食べ物を粗末にする事を極端に嫌う。

明るく積極的で協調性にも優れ友達が多い。

しかし実は周囲の生徒と価値観が合わず、本当の友達と呼べるのはランカ一人しかいない。


演者:CHOCO鈴音

蘭華(ランカ)


すずねの親友で魔法学校を主席で入学した秀才。

天才肌で大抵の勉強は授業のみで覚えられる。

しかし将来に対して何の希望も目標も持てず悩んでいる。

明るく行動的なすずねに刺激を受けてうわさ話を追いかけている。

意外と抜けている一面も。

好物はラーメン。


演者:CHOCO蘭華

亀谷商店のトメさん


駄菓子屋の店主をしている蘭華のおばあちゃん。

とっても優しくて、すっごく恐い。


演者:無糖あず

※本作の監督です。トメさん役が見つからずピンチヒッターとして俳優デビュー。二次創作“君影草と魔法の365日”の作者。

消えた石像


とっても恐い形相をした石像。

魔法学校の玄関に2対飾られている。


演者:猫威ガーディー

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