第40話 描画マスク(1)パスマスク

文字数 1,116文字

マスクは、画像の一部を処理する時に使います。

マスクと新しいインスタンスを対応させることで、大抵のことはできてしまいます。

マスクは、パイプラインの中では、レンズ補正などの画像の形状を変化させるモジュールより前に実行されますので、ずれることがあります。変換前の画像に合わせるか、ずれが目立つ、直線などの簡単な形状は避けます。

マスクは、右パネルの各モジュールの下の方のサブメニューにあります。

このメニューはどのモジュールでも共通していますが、モジュールによっては、使えない機能も表示されますので、時々、混乱することがあります。4.0では、使えないサブメニューについて、各段の表示はありません。

作成した描画マスクは、左パネルの下の方にあるマスクマネージャーで管理できます。

写真1は、マスクのサブメニューです。鉛筆アイコンが、描画マスクを示します。
描画マスクを選択すると水色の横長の長方形で囲んだサブメニューのアイコンが表示されます。

左から、順に、円形、楕円、パス、ブラシ、グラデーションのマスクのアイコンが並び、右端の矢印はピッカーです。

使用頻度が高い描画マスクは、パスとグラデーションです。

パスマスクは。多点をベジエ曲線で結んだ図形です。

マウスの左クリックで、点が追加されます。点は、3つ以上必要です。

右クリックで、点の追加を終了します。

マスクの周辺には、フェザーと呼ばれるマスクの濃度の移行部分をつけることができます。

点を結ぶ線は、基本はベジエでなめらかに点を通過します。

そのままでは、正方形の頂点のような尖った形状にはなりません。

尖った形状にするためには、点の上にマウスポインターをおいて、CNTL+クリックを2回押します。

これは、重要な機能ですが、ヘルプはでませんので、試して見てください。

このキーを忘れて、試してみればなんとかなるだろうと思ったのですが、結局、マニュアルに当たる羽目になりました。2回というところを忘れると、正解にはたどり着けません。
ちなみに、CNTL+クリックを1回すると元のベジエ曲線に戻ります。

写真2は、この方法で、点と線が鋭角で結ばれるようにした例です。

drawn maskと書かれた行の右端にマイナス(-)が表示されています。このマイナスをクリックするとプラス(+)になります。この機能は、マスクの内側と外側を入れ替える機能です。

しかし、写真3のように、その機能が上手く動作していません。

写真2と写真2では、カラーライズモジュールでテストしています。

今回は、ここで躓いて、時間をとってしまいました。

原因は不明です。分かったら報告します。

次回は、グラデーションマスクを取り上げます。



写真1 




写真2 


写真3 

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