第12話 トーンイコライザーのエラーの修正法

文字数 826文字

シャドウ/ハイライト代わりに、トーンイコライザーを使う場合でも、まれにエラー表示がでることがあります。実は、筆者は、エラーに気が付きながら、しばらく放置して使っていたことがあります。このエラーは、画質を劣化させますが、編集ができないわけではありません。でも、修正すると画質が良くなりますから、気が付いたら、修正しましょう。

写真1が、トーンイコライザー(アドバンストタブ)に出たエラーマークです。このマークは、写真1のように、右端にでる場合と、反対側の左端にでる場合があります。このエラーが出たら、マスキングタブを開きます。

写真2が、マスキングタブを開いたところです。mask post-processingバーの右端(赤丸)がオレンジ色になっています。オレンジ色は、マスクが、右端でうまく作動していないことを示しています。オレンジ色は、バーは右端または左端にぶつかった場合にでます。左端に出た場合には、写真1に、見えた、アドバンストタブの、エラーマークも、左端にでます。
エラーを修正するには、mask exposure compressionと、mask contrast compressionのスライダーを動かして調整します。
mask exposure compressionで、バーの中心が左右に動きます。
mask contrast compressionは、バーの幅の大きさを調整します。
スライダーを動かしながら、画像を見ると、画質の改善が確認できます。

写真3が、調整後のアドバンストタブです。
赤い矢印の部分にスペースがあれば、エラーは回避されます。
ただし、赤い矢印の部分のスペースは、できるだけ小さくしてください。
ギリギリまで調整する必要はありませんが、バーの幅があまりに小さい場合は推奨されません。


写真1 トーンイコライザー(アドバンストタブ)


写真2 トーンイコライザー(マスキングタブ)


写真3 トーンイコライザー(マスキングタブ)



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