第20話 画像をぼかす方法(1)
文字数 889文字
ソフト化(shoften)モジュールをつかって、画像をぼかす方法を説明します。
これは、ソフト化モジュールを使えば、簡単にできます。
写真1の左がソフト化なし、右がソフト化ありです。
ソフト化処理自体は簡単ですが、写真1のように、画像全体をソフト化する方法は、フィルム時代には、ソフトフォーカスレンズや、ソフトフォーカスフィルターを使った手法です。デジタルでは、マスクの設定が簡単にできるので、この方法は、あまり使われません。
典型的なマスクとして、グラデーションマスクと円形マスクの例を示します。
[グラデーションマスク]
写真2は、グラデーションマスクを設定しています。
グラデーションマスクは、描画マスクの選択の一番右(右から2番目のアイコン)にあります。フェザーの部分を大きくとります。
編集の意図は、遠近の手前をリアルに、遠景をぼかすことで、浮揚感を出す点にあります。ここでは、ソフト化の濃淡と遠近が対応している点がポイントです。
写真3が、出来上がり画像です。
写真1と比べると、画像のリアリティの不足が補われ、なおかつ、浮揚感を表現できれば、成功です。
[円形マスク]
円形マスクをつかって、撮影の主題はソフト化せずに、主題以外をソフト化することで、主題を際立たせる方法です。
写真4では、主題の犬の顔を中心に円形マスクを設定しています。
上に書かれていますように、「円のサイズはマウスのボタンのスクロールで、フェザーのサイズは、シフト+スクロールで、不透明度は、CNTL+スクロール」で変化します。
この画面では、マスクを反転させていませんので、主題の犬の顔がソフト化していますが、この後で、マスクを反転させます。
写真5が、仕上がり画像です。
[まとめ]
ソフト化は、マスクを使って主題を際立たせる場合に、使える手法です。
フェザーを大きめに設定することで、不自然さを回避できます。
写真1 ソフト化モジュール
写真2 グラデーションマスクの設定
写真3 グラデーションマスクを使ったソフト化
写真4 円形描画マスクでフェザーを大きくとる場合
写真5 円形マスクを使ったソフト化
これは、ソフト化モジュールを使えば、簡単にできます。
写真1の左がソフト化なし、右がソフト化ありです。
ソフト化処理自体は簡単ですが、写真1のように、画像全体をソフト化する方法は、フィルム時代には、ソフトフォーカスレンズや、ソフトフォーカスフィルターを使った手法です。デジタルでは、マスクの設定が簡単にできるので、この方法は、あまり使われません。
典型的なマスクとして、グラデーションマスクと円形マスクの例を示します。
[グラデーションマスク]
写真2は、グラデーションマスクを設定しています。
グラデーションマスクは、描画マスクの選択の一番右(右から2番目のアイコン)にあります。フェザーの部分を大きくとります。
編集の意図は、遠近の手前をリアルに、遠景をぼかすことで、浮揚感を出す点にあります。ここでは、ソフト化の濃淡と遠近が対応している点がポイントです。
写真3が、出来上がり画像です。
写真1と比べると、画像のリアリティの不足が補われ、なおかつ、浮揚感を表現できれば、成功です。
[円形マスク]
円形マスクをつかって、撮影の主題はソフト化せずに、主題以外をソフト化することで、主題を際立たせる方法です。
写真4では、主題の犬の顔を中心に円形マスクを設定しています。
上に書かれていますように、「円のサイズはマウスのボタンのスクロールで、フェザーのサイズは、シフト+スクロールで、不透明度は、CNTL+スクロール」で変化します。
この画面では、マスクを反転させていませんので、主題の犬の顔がソフト化していますが、この後で、マスクを反転させます。
写真5が、仕上がり画像です。
[まとめ]
ソフト化は、マスクを使って主題を際立たせる場合に、使える手法です。
フェザーを大きめに設定することで、不自然さを回避できます。
写真1 ソフト化モジュール
写真2 グラデーションマスクの設定
写真3 グラデーションマスクを使ったソフト化
写真4 円形描画マスクでフェザーを大きくとる場合
写真5 円形マスクを使ったソフト化