第16話 最終防衛ライン

エピソード文字数 7,553文字

 窓香たちが福島県に滞在している間に、宮城県のとある場所に霊能力者が集められていた。
「よく来て下さった、宗形(むなかた)重乃助(じゅうのすけ)。あんたが来れば百人力だ」
 実は神代の上層部、もっと言えば跡取りにも、碧と大輝の情報はとっくの昔に耳に入っていた。しかし、何の通達もない。念を押して確認を取ったところ、口をそろえてこう言うのだ。
「恐れず襲えるのなら、かかってくるがいい」
 部下たちは何度も日程や場所の変更を提案したが、たかが二本の馬の骨に恐れをなしては神代の名が廃る。そのため会合は予定通りに行われることになった。
 しかし、部下たちの心配は他にもあった。万が一、会合を中断しなければいけなくなった場合……最悪、神代の権威は地に落ちる。日本中の霊能力者が、神代に幻滅し、反旗を翻す。それを恐れて、上には内緒で碧たちの排除に動いていたが、幾度となく失敗に終わった。相手が異霊を従えていたためである。
 だが部下の士気は高い。九州一の実力者である重乃助が本日、プライベートジェットで宮城県に到着した。ここから形勢を立て直せる。そういう意気込みだ。
「どれ。こちらの戦力を確認したい。どれぐらいの霊能力者が集められた?」
「二十数名、です。少なすぎますか?」
 神代の力を使えば、短い間でもこの五十倍は招集をかけられた。できなかったのはトップがそれを行う必要がないと判断したためだ。そのため実力者は重乃助だけである。
「十分すぎる。いいだろう、私が指揮を執る。二人の現在地はわかるか?」
「わかりません。実はここを通るかどうかも怪しいのですが…」
「通る、確実に。山の方の運気は最悪だからな、特に今日は。逆に太平洋側は落ち着いた雰囲気で、浮遊霊も全然危険じゃない。来るなら海岸線を攻める。私が相手なら絶対にそうする」
 重乃助は眼帯をして、左目を隠している。
「見ない方がいい」
 それを丁寧に取った。
「ひえ!」
「だから言っただろう」
 その目は、右目とは全く異なる色をしていた。瞳の色は日本人ではありえないほどの翡翠の光を放っており、その周りの虹彩は藍に染まっている。白眼は完全に紅に充血し、走る血管は橙色に変色している。強い霊気に長期間さらした結果、このようになったのだ。
「この目は、霊を見る。遠くの霊もはっきり見える。ちょうど今、大きな霊が動いた。あれが噂に聞いた、異霊か」
 重乃助には、対抗策があった。
「目には目を、歯には歯を。ならば霊には? もちろん霊をぶつける」
 その秘策は、彼のリュックサックの中にあった。提灯を取り出した。
「この中に入れておかないと、何をしでかすかわからない。だが安心して欲しい。この霊は懐く。懐いた人間の命は落とさない」
「それが、見えぬ災害と呼ばれる災霊(さいりょう)ですか」
「ああ」
 災いを引き起こす悪霊。最近の記録によれば山を荒らして土砂崩れを起こし、多くの命を奪ったと記されている。他にも数えきれないほどの前科がある。
「とある幕府の人物は、この霊に懐かれていたらしく。大気を揺るがし異国の敵勢を二度も蹴散らしたらしい。非常に心強いではないか! 大正時代に私の先祖が捕まえて以降、私が受け継いでいる」
 正直なところ、重乃助であっても二人を確保できるかどうかは五分と五分であった。災霊が負けるとは思えないが、除霊不可能という異霊の力も気になるからだ。
「では、始めよう。君たちは守護霊を強化しておけ。数も増やせ。呪いに抗うには、それが一番手っ取り早い。私は県全域に霊気を解放し、遠距離から迎え撃つ」
 霊能力者の間でも、禁断とされる一手。行ったが最後、辺り一帯が霊界と同じような力を持つことになる。
「それでは、作戦がバレてしまうのでは?」
「かもな。少なくとも神代の人間から、大目玉を食らう。だがそんなことを恐れては、死人に見せる覚悟がないのと同じ」
 重乃助がお札を取り出した。それを水に濡らして破る。そして破られた札を燃やし、煙に息を吹きかける。それとは別に、リュックサックから灰や食塩も取り出すと、辺りに思いっきり撒いた。
 それを行った瞬間、空に厚い雲が現れた。瞬く間に太陽光を遮ると、まだ昼間だというのに県全体が薄暗くなる。
「さあ諸君、始めようではないか! 恩知らず恥知らずに、思い知らせよう。神代に逆らうことの、罪深さを!」

「妙だな…。霊気が急に高くなった」
「ああ。俺も感じたぜ」
 碧は一旦、足を止めた。あと少しで仙台市に入るというこのタイミングで、怪しい気配が漂っているのだ。
「異霊の力が強まっている…? これは一体?」
 二人には、何故なのかがわからなかった。今日の占いにおいて最も安全とされる海沿いを進んでいたが、海の様子がおかしくなっていることに気が付いた。
「もう会合はすぐそこだぜ。神代の奴らが、何らかの手を打っている。そうは考えられねえか?」
「あり得る」
 碧は、ニヤリと笑った。そうでなくては面白くない。
 不意に、大気がわずかに揺れた。
「右だ!」
 大輝が叫ばなかったら、碧に直撃していたであろう。霊だ。霊がまるで砲弾のように、放物線を描いてはるか彼方から飛んでくる。
「これは、霊病魂(れいびょうこん)か。見るのは初めてだ」
 死神よりも力は弱いが、強い鬱作用を持つ霊だ。憑りつかれたが最後、自殺してしまうだろう。
「まだ来るぞ!」
 霊能力者からすれば、いつでも除霊できる雑魚のような存在。だから本来ならば恐れる必要がない。しかし、今は何かが変だ。やけに強い力を霊病魂から感じる。
「こんなに沢山か…。最小限の動きでかわせ!」
「言われなくてもわかっている!」
 その時碧が転んだ。正確には、足を引っかけられたのだ。
霊岩(れいがん)だと? あの世に多く転がっていると聞くが、この世には無いはずだ!」
 ここまで来て、二人には何が起きているのかわかった。
「仙台市が、霊界重合(れいかいじゅうごう)している、のか! どうやら神代も本気だな」
「だが、そうすれば異霊の力も…。そうか!」
 相手の目的が、見えた。
「敵は、異霊を暴走させる気だ。もしここで異霊を制御できなくなったら、我々は魂を食われるだろう…。それが目的だ。異霊は決められたテリトリー内しか移動しない。ここで私が縄張りを広げなかったら、ここから動かない。そうなれば除霊は無理にせよ、後始末はしやすくなる」
「じゃあ霊病魂は、ただの弾かよ? でも何で俺たちがここにいることがわかっている?」
「わからん。見当もつかないが、近寄られたくはないらしい」
 ならばすべきことはただ一つ。
「大輝。お前が近づいて、この敵を倒してくるのだ。私は異霊から距離を取れないし、異霊の動きを待っていては日が暮れる」
「了解だ。その方が俺も動きやすいと思っていた。生気は?」
「心配いらない」
「わかったぜ」
 大輝が一人で、走り出した。

「効果は?」
 仙台市内の中心部で、砲撃を行う霊能力者たち。相手の状況がわかりづらい。
「異霊に動きはない。霊病魂の弾幕のせいか、動けないらしいな」
 重乃助はそう答えた。彼の左目の焦点は、常に異霊に合わせてある。それが、ピクリとも動かないのだ。
「うわ!」
 一人の霊能力者が、悲痛な叫び声を上げた。
「どうした?」
「霊病魂が、僕に…」
 絶望に包まれた顔をする彼。重乃助がすぐに霊を払ってやる。
「どうやら、霊病魂を弾き返したな。きっと鏡写しの呪いだろう。だがそれを行っているということは、反撃はそれで手一杯ということ!」
 重乃助が合図すると、十数人の霊能力者が一斉に霊病魂を撃ち出す。
「正確な狙いでなくても構わん、敵に動く暇を与えるな! 攻撃の手を緩めるな! 効果は確実に出ている!」
 もう十人の霊能力者たちは、市内に散らばっていた。この作戦の最大の欠点である、霊界重合…その悪影響を払っているのだ。一般人に被害が出てしまったら、説教どころでは済まされない。
「ここで、災霊を使う………」
 重乃助は提灯に火を灯した。するとわずかな大きさの火の弾とは思えないほどの光が提灯からあふれ出す。
「さあ災霊よ、力を解放せよ! 我が敵に最大限の不幸を与えよ!」
 瞬間、仙台市は全域が停電した。

「な、何だ?」
 一つ、また一つと建物が真っ暗になる。信号機すら消えている。まるでコンセントを抜かれたかのように、街は光を失っていく。
「これはヤバいな。早くしねえと碧の負担が…」
 負担が大きくなってしまう。そう言いたかったが自然と口が閉じた。電信柱の影に、霊能力者を発見したからだ。
「うぎゃああああああああ!」
 この世のものとは思えないほどの叫び声が、道路を駆け巡る。大輝の持つ藁人形を、ほんの少し弾いただけで。
「お前、何をしている? 答えろ!」
「お、お前はあああああああ、確かあああああああ!」
 拳を握り、思いっきりぶん殴る。もちろん藁人形をだ。
「………」
 今のでどうやら、伸びてしまったらしい。
「この雑魚、何も知らねえ様子だ。市の中心部に行くしかねえな、これじゃあよ」
 これほどの霊障が引き起こされているのだ。きっと通信機器は使えない。だとすると大輝は、敵を排除した上で碧の所に戻らねばいけない。だがここで一人の霊能力者を襲ったことを、敵が知る術もない。
「俺も、使わせてもらうぜ…。霊病魂をな!」
 扱いは簡単で、思った方向によく飛んだ。

「おお! これが、災霊の力…!」
「全盛期はこんなもんじゃ済まなかったぜ? これでも加減してくれている」
 その時、またこちらの陣地目がけて霊病魂が飛んできた。
「この方向だと? そんな馬鹿な! 異霊は確かに北の位置。動いてはいない!」
「異霊だけじゃありません! 敵は二人いるんです」
「百も承知だ。二人で異霊を制御してるんじゃないのか!」
 重乃助がそう思うのも、無理がなかった。異霊を従えるなど、前例がないのだ。普通の人間なら、敵が二人いると聞けば、二人で負担を分け合って軽減していると考えるだろう。
 その決めつけが、重乃助の張った防衛ラインに隙を作ってしまったのだ。
「すぐにあの方向に、五名派遣しろ! 片割れを近づかせてはいかん!」
 腕を振って指示を出したその瞬間、藁人形が飛んで彼の顔に引っ付いた。
「まさか!」
 その、まさかであった。大輝が到着したのだ。最終防衛ラインが突破された、その瞬間であった。
「俺も捨てたくはなかったがよ、止めるにはこれしかないだろうからな」
 すぐに重乃助の手元に残した霊能力者が、大輝を止めに向かう。だが近づいただけで、弾き飛ばされた。
「これほどまでに強い霊気が、壁を作っている!」
 異常なまでの数の悪霊が、味方をしていた。碧から拝借したものだ。大輝の力を持ってすれば、霊界重合していても霊の存在は隠せる、と言うよりも悪霊をより悪質な忍霊に変えたのだ。だから重乃助の目に入らずに、霊をここまで運んで来ることができた。一番の心配は忍霊がちゃんと憑いてくるか、であった。しかし少し生気を放出すれば無視できるようなことでもあった。
(碧だって生気を使い、苦しんでいる。俺だけ平気な面でいられるか! これしきの痛み、耐えてやる!)
 驚きを隠せない重乃助だったが、すぐに冷静さを取り戻す。
「男子の方、と言うことは落蹴大輝だな? 一人でここまで来るとは思ってもみなかった。それは誉めてやろう。だがここに来て、何をする? 一人で私の相手ができるとでも?」
 重乃助は顔に引っ付いた藁人形を引き剥がすと、目の前に捨てた。
「こんなものを使うのか。すると、手放してしまったのはまずいのではないか? そうだろう? 呪いを行う者は、その代物を使わなければいけないはずだ」
 大輝は唾を飲んだ。確かに重乃助の言う通りではある。だがここで引くわけにもいかない。
 挨拶代わりに重乃助は、霊病魂を撃ち出した。しかし大輝は足元にあった霊岩を蹴って、それにぶつけてガードする。
「さあ忍霊よ! アイツに憑りつき、死者の国へ誘え!」
 目には見えないが、忍霊が動いたような気がした。だが、
「フン! 見えないから、何だ?」
 そう言い捨てると重乃助は、お経を唱え始める。食塩も一振り撒いた。
「簡単だ。除霊なんてな。元々私たち霊能力者は、人の目には見えない者を扱う。今更見えぬ霊に怯えるか…? ぜんぜ…」
 言葉に詰まった。よく見ると大輝は、新しい藁人形を持ち出して、自分の髪を一本抜くとそれで人形の首を絞めていた。
(何? 前情報には存在しない、新たな呪いか!)
 息が苦しくなる。立っていられず、膝が崩れた。
「よし! これで終わりだ…!」
 だがその時、大輝の腕に激痛が走り、指が勝手に開いた。
「うぐうううう? こ、これあは!」
 重乃助が、さっき地面に捨てた藁人形に爪を突き立てている。
「残念だが私は、タダでは起き上がらないさ。使わせてもらったよ、君が最も得意とする、痛縛りの呪いをな!」
 大輝の指が、完全に藁人形から離れた。重乃助はそれを拾うため、動き出した。
「それも押さえる。あといくつ持っていようと!」
 大人しく大輝は下がった。藁人形は重乃助に没収された。しかしここで、また重乃助の体が地面に落ちる。
「仕込んでおいたぜ、重愛の呪いをな。汚ねえ地面の上で寝ていろ!」
「コイツ…まだ諦めてないのか!」
「当たり前だ。神代の財産は俺たちが手にする。邪魔者は引っ込んでいろ!」
 手を体と地面に挟むように倒れてしまったために、藁人形が手から離れない。体はいつも以上に重く、自力で起き上がることは不可能だった。
「神代には、手を出させん!」
 自分でできないならば、災霊に頼むまで。
「やれ! 災霊よ、私が傷ついても構わん! ここでアイツを止めるのだ!」
 提灯の光が、一瞬だけ白くなった。その瞬間、周りのいかなる呪いも解消された。重乃助は立ち上がれたし、大輝は痛みから解放された。
「私を傷つけぬ道を選んでくれたか、ありがたい。災霊よ、恩に着る」
「クソ! あの提灯の中の霊をどうにかしなければ、呪いが通じねえ…」
 大輝は答えにはたどり着いていた。しかし途中の式は思い浮かばない。災霊はこの時初めて存在を知ったし、大輝自身、あまり頭が回る方ではない。
「さあ大輝、覚悟せよ…!」
「………………………………」
 何か、できることはないか…? 大輝は一瞬の内に脳をフル回転させ、考えた。ここで重乃助を圧倒できなければ、碧の元には戻れない。それどころか、今までの努力が全て、台無しになってしまう。
「…………俺は、まだ…!」
 諦めてはない。そう言おうとした時だ。
 分厚い雲を切り裂いて、天から一体の霊が降臨した。
「何だ?」
 太陽光が差し込んできたために、重乃助は反応した。
「あ、あれは…」
 その先の言葉を、彼は失った。いいや、見つけ出せなかったと言った方が正しい。
「碧? 碧じゃないか!」
 確かに大輝の言う通り、碧である。だが、様子がおかしい。そもそもここから北の位置にいたはずなのに、何故上から現れる?
 ゆっくりと大輝と重乃助の争うところに降りてくる。
「…いかん! 撤退だ! 逃げろ!」
 重乃助は周りの霊能力者に指示を出した。この緊急事態、自分でも対応できそうにない。他の者を巻き込むのは、危険と判断したのだ。
 もう数メートルという距離まで、その霊が近づいてきた。
「お前か。大輝と争う霊能力者は」
 声は碧のものだった。姿も碧とほとんど変わらない。ただ、負の雰囲気が異常に強い。
「お前に礼を言おう。お前が引き起こした霊界重合のお蔭で、私は異霊と魂を融合させることができた」
「何だと? お前、何を言っている?」
 異霊と融合…。常識でも非常識でも考えられないことだ。
 だが、霊界重合しているこの状況なら、それが可能だった。碧の中に憑りつく多くの霊も取り込まれ、その融合の糧となった。
「さあ、食べようか。お前の魂を。格別に美味そうだな」
「食べるだと…」
 碧は、異霊の特性を持っていた。それでいて、テリトリーは必要としない。
 ここに、最恐の霊が誕生したのだ。
「碧! その前にあの提灯を潰せ! あの中に災霊がいる。ソイツが邪魔で呪いが使えない」
 大輝が叫んだ。コミュニケーションが取れるかどうかは定かではないが、そんなことを考えるよりも先に口が動いた。
「わかった。面白そうな霊をお前も従えているのだな? 私に寄こすがいい。そうすれば命は見逃してやろう」
「馬鹿言うんじゃねえ! 災霊は我が一族に受け継がれし存在。お前にやるものか!」
 そう言って重乃助は、提灯を取った。
「では、我が力にひれ伏すがいい!」
 碧がそう叫んだ。その瞬間、凄まじい風圧が生じ、重乃助の体は数十メートル先に吹っ飛んだ。
「ううう、あああぁ…」
 意識こそはっきりしているものの、出血もしている。何より今の一撃で、戦意が消え失せた。
 地面に転がった提灯。碧は乱暴に和紙を破り、中の光=災霊を逃がす。
「これでいい。この霊には、まだ仕事をしてもらわねばならない。霊界重合を保つ、重大な任務が待っている」
 災霊の光が、天高く昇った。そしてこの、現世とも冥界ともいえる空間に溶けていく。
「碧、聞こえるか?」
「ああ聞こえる」
「大丈夫、なのか?」
 大輝は心配した。自分が碧に魂を食われる危険もあったが、やはりそんなことは頭になかった。ただ、相手が碧として、接することができるかどうかだけ考えていた。
「大丈夫だ。それに今、とても気分が良い。まるで自分の力が、この世に降り注いだようだ。こんな感情は初めてだ」
「…だろうな」
 霊界重合のお蔭で、碧は異霊の力を得た。大輝の顔に触れたが、魂を奪わずにいられる。完全に制御できているのだ。気分が高揚しないわけがない。
「では、行くぞ。会合は明日の夜だが、この地が霊界重合している時点でどうでもよくなった。神代の跡継ぎを探し出そうではないか。そっちの方が手っ取り早い」
 今まで選べなかった手段。異霊の力と霊界重合を起こしている地。その二つがあれば、霊界に手を伸ばすだけで、魂の場所が手に取るようにわかる。これで跡継ぎを見つけられる。
「わかった。お前にはどこまでも付き合うぜ」
 大輝は悪態も吐かずに、碧の後ろを歩いた。
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