第20話 コロナに思う

文字数 1,065文字

 ここのところ、日本ではコロナの感染者数が激減している(2021年、11月現在)。ドイツでは過去最高、海外ではなかなか減っていないというのに。
 なぜこの国、ニッポンの人たちは、コロナに対して「強い」のか?
 たいしたことのない、ぼくの想像。「身体がこのウイルスとの戦い方を知っていた」のではないか?
 その根拠づけ。少し長くなるけれど、今年の6月の、CNNのニュース記事。

「東アジアで、2万年以上前にコロナウイルスが流行していた、とする研究結果が報告された。米豪共同の研究チームが世界各地に住む人々の全遺伝情報(ゲノム)を解析し、米科学誌カレント・バイオロジーに論文を発表した。
 発表された論文によると、世界26カ所で計2500人あまりのゲノムを解析した結果、東アジアに住む人々の遺伝子に、コロナウイルスとの最も古い接触を示す痕跡が見つかった。
 チームの研究者によると、ウイルスは一般に人間の細胞に乗っ取って増殖し、人間側の遺伝子はこれに応じて変化を起こす。最近の研究で、その痕跡を数万年前までさかのぼって検出できるようになった。
 コロナウイルスに関連する変化は中国と日本、ベトナム国内の計5カ所で見つかった。チームは、各地で別々に起きた流行が東アジア全体に広がったとの見方を示す。
 インフルエンザのように季節性のある流行だったのか、新型コロナウイルスのように通年発生していたのかは明らかでないという。
 感染を経験して遺伝子が変化した集団は、コロナウイルスに打ち勝つ力をつけて生存競争に有利となり、長い年月を経て人口全体に占める割合が大きくなったと考えられる。」

 もともと、抗体を持っていたところに、ワクチン接種によってその抗体がより強化された。
 東アジアの集団の中でも、このウイルスに打ち勝つ力が強かったものが、現在の「日本人集団」につながっているのではないか、と。そんなふうに想像している。
 もともと清潔好きだから、手洗い、うがいもする。同調意識?も作用して、みんなでマスクをつける。偶然必然が重なって、感染者数が少ない状況になっている──

 今回の発生起源、きっと中国で、よからぬことをした結果だろうとも想像する。重要なことを知っていた人や、ジャーナリスト、アメリカにいた中国人研究者も「消されて」、とにかく隠蔽隠蔽…このような国の権力者が、「お金がなかったら困るだろう?」とばかりに世界に経済という刃を光らせ、恥知らずにも大きな顔してのさばり続ける… 暗い話は書きたくなかったけど、これが現在のヒトの立つ世界の実情なんだと思う。
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