第17話 不健康に対する対処法

文字数 1,325文字

「(ノベルデイズに)健康法について書いてるんだよ」と家人に言うと、「あなたが? 健康法を?」と、ちょっとセセラ笑われた。
 むりもない、ぼくはタバコを1日2箱吸う時もあるし、とにかくタバコ=不健康の代名詞、職場などではタバコ吸い=不真面目な人間、と見られたこともある。ひどい偏見だと思う。

 タバコ以外は、そんな不健康な生活をしていない。
 銭湯まで往復7千歩歩いているし、チャンと汗もかき、誰かと話す時はよく笑い、納豆をよく食べ、お味噌汁もご飯もありがたく、最近は1日1、2食で済んでいる。歩く以外、たいした運動をしていないから、そんなに食べなくてもいい。

 お酒も、若い頃は死ぬほど飲んだけれど、もうムリである。
 一生のうちには、「これまで」という摂取量が、自然に決まっているように思う。
 大好きなエビを食べ過ぎて、それまで大丈夫だったのに、急にアレルギーになった人を知っているが、もう一生分のエビを食べたのだと思う。(強引?)いや、そう考えたほうが、老婆心ながら、いいんじゃないかと思う。

 脳さまより、身体さまのほうが、きっとお利口にできている。野菜が良い、と頭で考えて食べるより、野菜を求める身体に正直に食べたほうが、美味しくいただける。
 ところで、また懲りもせず健康法について書こうと思ったのは、健康でない感じになった時の対処法のこと。

 ひとりひとり、身体は違うので、こせこせと自分のことだけを書きたい。ピンと来た方がいらっしゃったら、という願いを持ちつつ、参考までに。参考しか、書けない。ほんとに、たいしたことでない。
 まず、肩こりについて。
 これは、ドラッグストアで買った「肩・腰・筋の痛みに」という塗り薬(昔の「キンカン」みたいに、丸いスポンジ?が先端についていて、ヌリヌリするやつです)、これをうなじとか肩に塗ったら、恢復しました。
 自分の場合、肩、首から来て、最終的に頭痛に悩まされることが多かったのですが、これを塗ることで対処ができたこと、嬉しかったです。インドメタシン、とか書いてあるやつ。(ただ、冬は冷えてしまうので、夏が気持ち良いです、スースーして)

 また、やはり身体が硬化してるな、という感じが重い時、あまり良くないのかもしれないけど、葛根湯を飲んでしまいます。インドメタシンと葛根湯、身体の外と内から、身体の不調を、悪化する前に整えよう(ごまかそう?)という…。

 こんなクスリに頼らず、予防は治療に勝る、日常生活から整えられればいいのですが、トシもとったし、このくらいのクスリならいいかな、という感じです。
 パソコンの前に座ってばかりいる自分としては、この二つの薬品に、けっこう助けられた気がしています。
 ほんとに頭痛とか肩こり、身体がおかしくなると、憂鬱になって心も病んでしまう気になるので…。
 あと、余談ですが、暑いときは、ゆっくり歩くのがいいようです。
 よく、歩いているときは大丈夫なのですが、信号待ちとか、立ち止まった時にドッと汗が出てきたりしたのですが、亀みたいにゆっくり歩いていると、平気の平左になりました。歩くのが、楽しくなった気もします。
 ゆっくり、ゆっくり。
 ゆっくり、歩くのと同様、生きるのがいいようです。
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