第３話：大型台風、中越地震とテロ
文字数 2,034文字
そして、全国で死者・行方不明者５人の被害となった。７月３１日の１６時に台風１０号が９３５ヘクトパスカルで、８月、高知県西部に上陸した。その被害は、死者・行方不明者９人を出した。さらに住宅の全壊１３６棟、半壊２９９棟、床上浸水が２１２１棟、被害総額５８億円となり、１０月２０日、１３時、台風２３号に高知県土佐清水市に上陸した。
その被害は、死者・行方不明者９８人で住宅の全壊９０７棟、半壊７９２９棟、床上浸水が、１３３４１棟、被害総額９３４億円となった。その他、２００４年７月新潟・福島豪雨の被害も、すさまじかった。２００４年７月１３日を中心に新潟県と福島県で起こった豪雨災害。この災害が発生した５日後の７月１８日には、福井県でも洪水「２００４年７月福井豪雨」が発生した。
これを教訓に政府で避難準備情報のガイドラインが作られた。７月１２日、夜から新潟県中越地方や福島県会津地方では、非常に激しい雨が降り、栃尾市や下田村では総雨量が４００ミリを超す記録的な雨量を観測した。このため、信濃川水系の五十嵐川、刈谷田川、中之島川の堤防が１ヶ所で決壊した。
五十嵐川流域の三条市と刈谷田川流域の中之島町を中心に長岡市、見附市など広範囲で浸水被害が発生。広大な平地が浸水したため避難所となった施設までもが浸水し避難者が孤立した。三条市では、堤防の決壊による被害が五十嵐川の左岸側に集中した。また近郊の高台にあった新潟県立月ヶ岡養護学校が一時、地域住民の避難所として使用された。
同じく五十嵐川流域の下田村でも国道２８９号の陥没や栄雲寺橋の落橋、家屋の浸水被害が相次いだ。丘陵部では西山丘陵や東山丘陵を中心に土砂災害が相次いで発生した。死者は１６人。全壊７０棟、半壊５３５４棟をはじめ、２０６５５棟に被害があった。この災害に対して消防庁は、東北の宮城、山形県から緊急消防援助隊を出動させた。
その他、栃木、群馬・埼玉県、東京消防庁、神奈川、長野、山梨、富山、石川、岐阜県から緊急消防援助隊を出動させ１８５５人を救出した。この水害は、その後、激甚災害に指定された。しかし災害で、発生したごみの集積地不足に悩まされ、やむを得ず三条競馬場跡地に集積された。処理費用が、新潟県では、全体で３３億円かかり自治体の財政に大きな打撃を与えた。
２００４年７月新潟、福島豪雨では、新潟県下田村の笠堀ダム２４時間４７３ミリ、時間雨量７３ミリ。下田村の大谷ダム２４時間４５０ミリ、時間雨量７３ミリ、新潟県栃尾市、刈谷田川ダム２４時間４２６ミリ、時間雨量５１ミり、栃尾市２４時間４２２ミリ、時間雨量５７ミリ。栃尾市前山、２４時間４１２ミリ、時間雨量５７ミリ。
入広瀬村、浅草岳。２４時間３３７ミリ、時間雨量５７ミリ、入広瀬村、守門岳、２４時間３６０ミリ、時間雨量５６ミリ、与板町で、２４時間３４４ミリ、只見町、２４時間３２５ミリ、時間雨量５０ミリ。その後、２００４年１０月２３日、１７時５６分ごろ、新潟県中越地方の川口町を中心に最大震度７を記録する強い地震があり、死者４０人、重軽傷者２８５０人余りを出す惨事となった。
この地震により１９６４年の東海道新幹線の開業以来初めて上越新幹線が、脱線。また避難生活者の中で、肺塞栓「はいそくせん」症「エコノミークラス症候群」による死亡者も出た。母親らとともに地震による土砂崩れに巻き込まれた男児が、９２時間後に奇跡的に救出された。やがて２００５年を迎えた。
この年、４月から猿島清子を家の近くの保育園に預ける事にした。しかし優しくされている祖母の猿島恵子と離れるのが嫌で駄々をこねた。そのため、保育園に行くとき、いつも泣いた。しかし、１週間もすると友達ができ素直で出かけるようになった。その後、４月２５日朝、ＪＲ福知山線塚口から尼崎間で、通勤・通学客らを乗せた上り快速電車が脱線。
運転士を含む１０７人が死亡、５５５人が負傷しＪＲ史上最悪の惨事となった。カーブでの大幅な制限速度オーバーが直接の事故原因であった。列車自動停止装置「ＡＴＳ」の不備や、余裕のないダイヤ編成、懲罰的な運転士教育なども背景として指摘された。ＪＲ西日本をめぐっては、危機意識に欠ける社員の不祥事も立て続けに発覚。
６月１９日、同線は５５日ぶりに運転を再開したが、「安全最優先」の企業体質構築が重い課題となった。海外では、相変わらずテロ事件が後を絶たなかった。英国やエジプトなど世界各地で同時爆弾テロが相次ぎ、多数の犠牲者が出た。いずれも手口から、テロ組織アルカイダや同組織と関係のあるイスラム過激派の犯行とみられる。
ロンドンでは７月７日、地下鉄と２階建てバスを標的とした４件の爆弾テロで５６人が死亡。英国では主要国首脳会議「サミット」が、開かれており、議長役のブレア首相は急きょロンドンに戻った。エジプトのシャルムエルシェイクでは同２３日、ホテルなどで爆弾テロが起き、８８人が死亡した。
その被害は、死者・行方不明者９８人で住宅の全壊９０７棟、半壊７９２９棟、床上浸水が、１３３４１棟、被害総額９３４億円となった。その他、２００４年７月新潟・福島豪雨の被害も、すさまじかった。２００４年７月１３日を中心に新潟県と福島県で起こった豪雨災害。この災害が発生した５日後の７月１８日には、福井県でも洪水「２００４年７月福井豪雨」が発生した。
これを教訓に政府で避難準備情報のガイドラインが作られた。７月１２日、夜から新潟県中越地方や福島県会津地方では、非常に激しい雨が降り、栃尾市や下田村では総雨量が４００ミリを超す記録的な雨量を観測した。このため、信濃川水系の五十嵐川、刈谷田川、中之島川の堤防が１ヶ所で決壊した。
五十嵐川流域の三条市と刈谷田川流域の中之島町を中心に長岡市、見附市など広範囲で浸水被害が発生。広大な平地が浸水したため避難所となった施設までもが浸水し避難者が孤立した。三条市では、堤防の決壊による被害が五十嵐川の左岸側に集中した。また近郊の高台にあった新潟県立月ヶ岡養護学校が一時、地域住民の避難所として使用された。
同じく五十嵐川流域の下田村でも国道２８９号の陥没や栄雲寺橋の落橋、家屋の浸水被害が相次いだ。丘陵部では西山丘陵や東山丘陵を中心に土砂災害が相次いで発生した。死者は１６人。全壊７０棟、半壊５３５４棟をはじめ、２０６５５棟に被害があった。この災害に対して消防庁は、東北の宮城、山形県から緊急消防援助隊を出動させた。
その他、栃木、群馬・埼玉県、東京消防庁、神奈川、長野、山梨、富山、石川、岐阜県から緊急消防援助隊を出動させ１８５５人を救出した。この水害は、その後、激甚災害に指定された。しかし災害で、発生したごみの集積地不足に悩まされ、やむを得ず三条競馬場跡地に集積された。処理費用が、新潟県では、全体で３３億円かかり自治体の財政に大きな打撃を与えた。
２００４年７月新潟、福島豪雨では、新潟県下田村の笠堀ダム２４時間４７３ミリ、時間雨量７３ミリ。下田村の大谷ダム２４時間４５０ミリ、時間雨量７３ミリ、新潟県栃尾市、刈谷田川ダム２４時間４２６ミリ、時間雨量５１ミり、栃尾市２４時間４２２ミリ、時間雨量５７ミリ。栃尾市前山、２４時間４１２ミリ、時間雨量５７ミリ。
入広瀬村、浅草岳。２４時間３３７ミリ、時間雨量５７ミリ、入広瀬村、守門岳、２４時間３６０ミリ、時間雨量５６ミリ、与板町で、２４時間３４４ミリ、只見町、２４時間３２５ミリ、時間雨量５０ミリ。その後、２００４年１０月２３日、１７時５６分ごろ、新潟県中越地方の川口町を中心に最大震度７を記録する強い地震があり、死者４０人、重軽傷者２８５０人余りを出す惨事となった。
この地震により１９６４年の東海道新幹線の開業以来初めて上越新幹線が、脱線。また避難生活者の中で、肺塞栓「はいそくせん」症「エコノミークラス症候群」による死亡者も出た。母親らとともに地震による土砂崩れに巻き込まれた男児が、９２時間後に奇跡的に救出された。やがて２００５年を迎えた。
この年、４月から猿島清子を家の近くの保育園に預ける事にした。しかし優しくされている祖母の猿島恵子と離れるのが嫌で駄々をこねた。そのため、保育園に行くとき、いつも泣いた。しかし、１週間もすると友達ができ素直で出かけるようになった。その後、４月２５日朝、ＪＲ福知山線塚口から尼崎間で、通勤・通学客らを乗せた上り快速電車が脱線。
運転士を含む１０７人が死亡、５５５人が負傷しＪＲ史上最悪の惨事となった。カーブでの大幅な制限速度オーバーが直接の事故原因であった。列車自動停止装置「ＡＴＳ」の不備や、余裕のないダイヤ編成、懲罰的な運転士教育なども背景として指摘された。ＪＲ西日本をめぐっては、危機意識に欠ける社員の不祥事も立て続けに発覚。
６月１９日、同線は５５日ぶりに運転を再開したが、「安全最優先」の企業体質構築が重い課題となった。海外では、相変わらずテロ事件が後を絶たなかった。英国やエジプトなど世界各地で同時爆弾テロが相次ぎ、多数の犠牲者が出た。いずれも手口から、テロ組織アルカイダや同組織と関係のあるイスラム過激派の犯行とみられる。
ロンドンでは７月７日、地下鉄と２階建てバスを標的とした４件の爆弾テロで５６人が死亡。英国では主要国首脳会議「サミット」が、開かれており、議長役のブレア首相は急きょロンドンに戻った。エジプトのシャルムエルシェイクでは同２３日、ホテルなどで爆弾テロが起き、８８人が死亡した。
