第２話：投資成功と異常気象と台風被害
文字数 2,042文字
この頃、購入したヤフー株は、２分割を繰り返し株数を倍増させ注目された。そのため猿島義彦の資産が急増した。こうして１２月を迎え１２月２５日、猿島清子は、生まれて始めてクリスマスパーティーを開いた。クリスマスケーキを買ってきて、ろうそくの火を消すと清子は、大はしゃぎして喜んでくれた。
ケーキも美味しそうに食べ、鼻に白いクリームをつけた。その顔が、あまりに可愛いので祖父母が見て、何枚も写真を撮った。こうして２００４年が、明けた。この年、猿島清子を連れ、近くのお宮さんへ初詣に行き家内安全と清子の健やかな成長、幸福と金運アップを願ってきた。
やがて春になり２００４年４月６日、早朝、インターネットでヤフーの株価を見た。すると気配値が、１４０万円で、成り行き売り注文を出した。昼休みに調べると全株、売れていた。２００２年４月と９月、２００３年４月と９月、さらに２００４年３月、計５回の２分割で購入したため１株が３２株に増えた。
その結果、税引き後利益が、３５３４万円で残金が３６５２万円となった。４月１４日の朝、インターネットでオリックスの株価を見ると１００１０円と出ていた。そこで安いと思い、オリックス株を千株成り行き注文を出すと１００１万円で買え残金が２６５１万円となった。日本列島は、度重なる台風の襲来や猛暑など多くの「天災」に見舞われた。この夏、気温３０度以上の「真夏日」は東京・大手町７０日、大阪市９３日、熊本市１０５日など、全国１２地点で記録を更新。熱中症などで病院に運ばれる人が続出した。
また、夏から秋にかけて日本に過去最多の１０個の台風が上陸、浸水や土砂災害で各地に大きな被害をもたらした。２００４年は、台風上陸が、異常に多かった。その直接的な原因は、太平洋高気圧の配置が例年と異なっていた事だと考えられている。台風は通常、発生後北緯２０～３０度付近までは貿易風の影響で西寄りに北上した。
北緯２０～３０度付近からは偏西風の影響を受けて方向転換し東寄りに北上する。このとき、台風の経路を妨げる壁となるのが太平洋高気圧であり、多くの台風は太平洋高気圧の西端を沿って進む。２００４年の夏から秋にかけて、太平洋高気圧が平年より北に位置し、西端は日本の東にあり、台風が日本付近を経路としやすい気圧配置になっていた。
このような気圧配置になった原因として考えられる頃は、気圧配置を決める地球規模の大気循環の変動と海水温の変動である。この地球規模の大気循環の変動の原因の１つと考えられるのが地球温暖化だ。でも大気循環の変動の仕組み自体が詳しく解明されていない。現在、この変動が人為的な地球温暖化が原因なのか、自然に起こりうる範囲の変動なのか不明だ。
また、海水温については、地球規模で気圧配置に変動を起こすエルニーニョ、ラニーニャ現象はこの時期前後には発生していない。ただ、２００４年の天候異常として東アジアの広範囲で高温が続いたため、海水温が例年と異なり気圧配置が変わった可能性もある。近年の研究ではエルニーニョもどきと呼ばれる中部太平洋で海水温が平年よりも高くなる現象関わっている事が判明した。
過去の統計と比較して２００４年の台風の勢力は特に強かったわけではないが、いわば日本が偶然台風の通り道となり人口密集地に上陸・接近した台風が多く、多大な被害が出たと言える。２００４年の台風の勢力は特に強かったわけではない。しかし、いわば日本が、偶然、台風の通り道となり人口密集地に上陸・接近した台風が多く多大な被害が出ることになった。
まず、６月１１日１６時、台風４号、９６０ヘクトパスカルが、高知県室戸市付近に上陸。続いて、６月２１日９時半に台風６号、９６０ヘクトパスカルが、同じ高知県室戸市付近に上陸、被害総額９２億円。４日２２時に台風１１号、徳島県東部に上陸し死者・行方不明者３人で、住宅の全壊１１棟、半壊２１棟、床上浸水が、２５４棟、被害総額１０３億円。
８月２０日６時に台風１１号、９７０ヘクトパスカルが、青森津軽半島に上陸した。その結果、死者、行方不明者１０人で、住宅の全壊１９棟、半壊８６棟、床上浸水が、４１０棟、被害総額３９７億円。８月３０日１０時に台風１６号、９１０ヘクトパスカルが、鹿児島県串木野市に上陸。その被害は、死者・行方不明者１７人。
住宅の全壊５１棟、半壊２０５棟、床上浸水が、１４４５６棟、被害総額１０５４億円、９月７日、９時半、台風１８号に長崎市に上陸し死者・行方不明者４６人を出した。その他、住宅の全壊１４４棟、半壊１５０６棟、床上浸水が、１３２８棟、被害総額１２６２億円となった。
９月２９日８時半に台風２１号、９４０ヘクトパスカルが、高知県宿毛市に上陸した。その結果、死者・行方不明者２７人で、住宅の全壊７５棟、半壊８１８棟、床上浸水が、５３８５棟、被害総額２１０億円。１０月９日１６時に台風２２号、９３０ヘクトパスカルが、伊豆半島に上陸した。
ケーキも美味しそうに食べ、鼻に白いクリームをつけた。その顔が、あまりに可愛いので祖父母が見て、何枚も写真を撮った。こうして２００４年が、明けた。この年、猿島清子を連れ、近くのお宮さんへ初詣に行き家内安全と清子の健やかな成長、幸福と金運アップを願ってきた。
やがて春になり２００４年４月６日、早朝、インターネットでヤフーの株価を見た。すると気配値が、１４０万円で、成り行き売り注文を出した。昼休みに調べると全株、売れていた。２００２年４月と９月、２００３年４月と９月、さらに２００４年３月、計５回の２分割で購入したため１株が３２株に増えた。
その結果、税引き後利益が、３５３４万円で残金が３６５２万円となった。４月１４日の朝、インターネットでオリックスの株価を見ると１００１０円と出ていた。そこで安いと思い、オリックス株を千株成り行き注文を出すと１００１万円で買え残金が２６５１万円となった。日本列島は、度重なる台風の襲来や猛暑など多くの「天災」に見舞われた。この夏、気温３０度以上の「真夏日」は東京・大手町７０日、大阪市９３日、熊本市１０５日など、全国１２地点で記録を更新。熱中症などで病院に運ばれる人が続出した。
また、夏から秋にかけて日本に過去最多の１０個の台風が上陸、浸水や土砂災害で各地に大きな被害をもたらした。２００４年は、台風上陸が、異常に多かった。その直接的な原因は、太平洋高気圧の配置が例年と異なっていた事だと考えられている。台風は通常、発生後北緯２０～３０度付近までは貿易風の影響で西寄りに北上した。
北緯２０～３０度付近からは偏西風の影響を受けて方向転換し東寄りに北上する。このとき、台風の経路を妨げる壁となるのが太平洋高気圧であり、多くの台風は太平洋高気圧の西端を沿って進む。２００４年の夏から秋にかけて、太平洋高気圧が平年より北に位置し、西端は日本の東にあり、台風が日本付近を経路としやすい気圧配置になっていた。
このような気圧配置になった原因として考えられる頃は、気圧配置を決める地球規模の大気循環の変動と海水温の変動である。この地球規模の大気循環の変動の原因の１つと考えられるのが地球温暖化だ。でも大気循環の変動の仕組み自体が詳しく解明されていない。現在、この変動が人為的な地球温暖化が原因なのか、自然に起こりうる範囲の変動なのか不明だ。
また、海水温については、地球規模で気圧配置に変動を起こすエルニーニョ、ラニーニャ現象はこの時期前後には発生していない。ただ、２００４年の天候異常として東アジアの広範囲で高温が続いたため、海水温が例年と異なり気圧配置が変わった可能性もある。近年の研究ではエルニーニョもどきと呼ばれる中部太平洋で海水温が平年よりも高くなる現象関わっている事が判明した。
過去の統計と比較して２００４年の台風の勢力は特に強かったわけではないが、いわば日本が偶然台風の通り道となり人口密集地に上陸・接近した台風が多く、多大な被害が出たと言える。２００４年の台風の勢力は特に強かったわけではない。しかし、いわば日本が、偶然、台風の通り道となり人口密集地に上陸・接近した台風が多く多大な被害が出ることになった。
まず、６月１１日１６時、台風４号、９６０ヘクトパスカルが、高知県室戸市付近に上陸。続いて、６月２１日９時半に台風６号、９６０ヘクトパスカルが、同じ高知県室戸市付近に上陸、被害総額９２億円。４日２２時に台風１１号、徳島県東部に上陸し死者・行方不明者３人で、住宅の全壊１１棟、半壊２１棟、床上浸水が、２５４棟、被害総額１０３億円。
８月２０日６時に台風１１号、９７０ヘクトパスカルが、青森津軽半島に上陸した。その結果、死者、行方不明者１０人で、住宅の全壊１９棟、半壊８６棟、床上浸水が、４１０棟、被害総額３９７億円。８月３０日１０時に台風１６号、９１０ヘクトパスカルが、鹿児島県串木野市に上陸。その被害は、死者・行方不明者１７人。
住宅の全壊５１棟、半壊２０５棟、床上浸水が、１４４５６棟、被害総額１０５４億円、９月７日、９時半、台風１８号に長崎市に上陸し死者・行方不明者４６人を出した。その他、住宅の全壊１４４棟、半壊１５０６棟、床上浸水が、１３２８棟、被害総額１２６２億円となった。
９月２９日８時半に台風２１号、９４０ヘクトパスカルが、高知県宿毛市に上陸した。その結果、死者・行方不明者２７人で、住宅の全壊７５棟、半壊８１８棟、床上浸水が、５３８５棟、被害総額２１０億円。１０月９日１６時に台風２２号、９３０ヘクトパスカルが、伊豆半島に上陸した。
