第17話:営業部長を退職し北海道旅行

文字数 2,735文字

 翌日は土曜日で池田が9時には、もう既に他の3人も来ていて小山田さんは今日の服装は派手で胸と尻のラインを強調したタイトスカートで決めてきた。山北社長は、その姿を嬉しそうにというかスケベそうに横目でちら見した。 旅行泊の土日は10時、開演で終了が6時となっていて、10時になると大勢の人が入ってきて子連れや、若い人達も多くやってきた。そして10時半頃に3組のグループが10泊以上の件で資料を持ち帰って検討ると言い、3日分の資料300部持参していたが、かなりの勢いで年10泊以上と言うサービスの人気が高く午前中でパンフレットが半分になった。

 昼食後の午後2時に実家の工場でも人が集まらないので、その方のお父さんの社長が福利厚生の事を考えてリゾートクラブでもはいろうかと言っていたと言うことでパンフレットを持って帰った。5時になり、やっと空いてきた時には10泊以上のパンフレットは残り少ないの、翌日、山北社長と木村さんで会社から持ってくると言い、6時終了し自宅に帰った。最終日の日曜は午前中、来る人が多く昨日同様、パンフレットが無くならないかと心配する位の減り方をした。

 しかし昼を過ぎると入場者数が減ったと思ったら企業による抽選会の催しをしていて、当たっているかどうか気になる人達が会場に詰めかけてフロアーが空いただけだった。14時頃、池田が以前、昔、お付き合いしていた田園調布のマダム2人が来て池田さんお元気と立ち話をした。田園調布テニスクラブのその後を聞いてみると2000年からの一気に景気が落ちたが2003年頃から景気がも戻った。

 それと共にテニスサークルも復活して今では50人以上の大所帯になり年に数回大会を企画。軽井沢、御殿場、山中湖、伊豆高原、蓼科、清里、菅平、箱根、北海道、九州でテニス合宿していると言い、また、グアム、ハワイ、オーストラリア、ニュージーランドへゴルフに言ったりしていると言った。ところで池田さん今何やってると言うのでリゾートクラブの会社の営業部長というと10泊以上なら使えるかもと言った。

 そして私たちのグループでお付き合いしてあげましょうと言ってくれ何と会員になってくれた。それを見ていた山北社長が池田の所へ来て、君がなかなか嫁さんをもらわなかったのは、こんな秘密があったのかと、あらぬ疑いをかけられた。そんなとは違いますと、むきになると小山田さんがきて池田さんって母性本能を刺激するタイプなのよねと色っぽく言うと木村さんが唖然とした顔をした。

 すると山北社長が俺も母性本能をくすぐりられたいなーと言うと、木村さんが笑いながらが山北社長には無理と言うと4人で大笑いした。池田さんて、やっぱり、昔、敏腕営業マンだったのねと言い、そうでなければ田園調布のマダムにもてる訳ないものねと言った。私も池田さんの若い頃に会ってたら惚れていたかもねと言うので、もう勘弁してくれよと、言った。

 また笑いを誘った。そうこうしているうちに15、16時となり客足が減ってきて17時過ぎると片付け始める所も出て来た。山北社長も木村さんも片付け始め18時に終了。池田が意外に疲れるなと言い早めに床についた。しばらくた。て2013年を迎えた。その後、山北社長の会社でも、積極的にお客さんを集めなくても、いけそうだと連絡が入り、2012年12月をもって、池田松男の非常勤営業部長の職を解かれて、退社した。

 この年の8月に池田松男と幸恵さんは飯能から関越道で新潟へ行き港から車でフェリーに乗って小樽港へ行き北海道を旅行しようと考え2013年8月17日「火曜」12時に出て8月24日「火曜」に新潟港に着くチケットを買った。2013年8月17日、朝6時に飯能の家を出て八高線沿いをひた走り本庄児玉インターチェンジから関越道に入り10時に新潟西インターチェンジを出て、10時に新潟港に到着。

 万代橋鮮魚センターへ見学して、新潟伊勢丹に入り、昼食用の弁当と飲み物と酒を買い込んで11時過ぎに、フェリーに乗り込んで、ステートA室に向かった。新潟港を出発すると、どこにも寄港せずに翌日の朝4時半に小樽港に到着するスケジュールで客船といって高速フェリーでスピードが速かった。それでも乗船してからデッキを散歩して海風と景色を楽しみ露天風呂に入って海を見ながら湯につかるという贅沢な時間を過ごした。

 寝る前に船内の大浴場で汗を流し部屋で酒を飲んでぐっすりと眠れた。朝起きると、既に小樽港が近く下船の準備して自家用に乗り込み小樽港に下りて、札幌に向かい、6時前に札幌に着いて、開いてる店に入り、今日のスケジュールを確認した。

 最初に札幌の円山公園、藻岩山、北海道神宮、札幌市内観光をして札幌を午前11時に出て美瑛のセブンスター、ケンとメリー木と山の景色、四季彩、富良野のラベンダー畑と日の出公園・ラベンダー園、その後、帯広へ約2時間、帯広は六花亭でお茶してナイタイ高原牧場をみて十勝川温泉に宿をとり夕食に名物の豚丼をいただきた。翌日は霧の町・釧路へ行き和庄市場や釧路フィッシャーマンズワーフMOOで食事してホテルに車をおいて市内観光、まず、幣舞橋、釧路博物館、美術館を回った。

 翌朝は時間が無いので朝9時に出発して、お昼頃に千歳空港について、空港内を歩いて食事を取って午後1時に出発して札幌を抜けて小樽へ午後3時には到着して硝子の店を回ったり小樽運河通りを散歩して南樽市場を見て小樽築港のウイングベルでフェリーで今夜食べる夕食を買い込んだ。

 16時過ぎに新潟行きのフェリーに乗船して17時に出発し、この日は旅の疲れもあり夕食を食べて大浴場に行き帰ってベッドに入った。すぐ熟睡。翌朝6時に目が覚めて、ゆっくりしていると9時には、新潟が見えて来て、すぐ、新潟港に到着、本当に早く着くのに感激した。

 よく寝たので新潟の古町の喫茶店に入りマリンピアなど周辺を観光して、昼食に古町の丸伊の寿司を食べて午後1時に新潟西インターチェンジから高速に乗り、途中、赤城高原サービスエリアで、喫茶店に入り、ケーキセットを頼んで、一休みして、お土産や夕飯のための買い物をして本庄児玉インターインターチェンジで関越道を下りて八高線沿いの道を走り飯能の自宅に着いたのは午後5時だった。

 この年の大きな旅行は、これだけであり、その他11月22日に、綺麗な富士山を探しに、東名高速道路を使って、清水港へ行って、そこから見る美しい富士山の景色をカメラにとっから清水港の清水魚市場でマグロ・トロ定食をいただき、その旨さに感激して帰ってきた。しばらくして2014年を迎えた。
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