15・16曲 愛神はどこもかしこも飛び回る 他
文字数 1,034文字
フルートの穏やかな調べに続き、少年合唱が歌い出します。
さっと曲調が代わり、今度はソプラノの独唱が恋心を美しく歌い上げます。
寂しげでありながら、実は激しく恋を求めています。
少年合唱団が断定的な一言。ぴしゃりと悩みを打ち切らせます。
38.59~「愛神はどこもかしこも飛び回る」
42.20~「昼、夜、そしてあらゆるものが」
次の曲はバリトンによって歌われます。
高音域も多いのですが、テノールではなくバリトンが歌うことで独特の雰囲気を醸し出しています。不安定さが「嘆き」のイメージを強めているのかもしれません。もちろん本来の低音に至った時には素晴らしい響き!
今回もおまけ動画あり!
ウィーン西駅(空港と書いてありますが)で行われたフラッシュモブの光景だそうです。今回の「愛神はどこもかしこも飛び回る」と、「おお、フォルトゥーナ」の二曲が演奏されています。