第19話 祝日前夜の本探し

文字数 1,406文字

※一部、官能小説に関する記述があります。苦手な方はブラウザバック!※

 再びポニー・マールとのサシ飲みを決行する日。
 約束まで時間があるから、大きな本屋へ立ち寄ってみることにした。おそらくその本屋へ行くのは5年ぶりくらいで、現在本屋が潰れまくっている中そもそもまだ在るのか? とビクビクしながら歩いて行く。(先にググればいいのにね)

 本屋はちゃんとそこに在って、相変わらず書籍の種類が豊富だった。レイアウトも以前と変わっていない。母方のおばあちゃん家のような安心感。っていっても僕しか分からんか。

 とある本を探していた。
 入ってすぐ文庫コーナーへと進み、指差し点検をおこなう。ちくま文庫の……あるかな……、……ないかな……。

 あった! 『官能小説 用語表現辞典 永田守弘:著』。

 2006年に第一刷が発行され、2023年に第三十二刷が出ている超ロングセラーだ。
 もちろんAmazonでこの本を買うことはできる。でも、どんな本か見てから買いたかった。ペラペラとページを捲ってみて、「うん、必要だ」と思った。これで官能小説で使える表現が増えるぞ。

 この本はKindle版が無く、仕方なしに他の用語集を使っていたのだけれど、調べものの用途にKindleは向いていない。Kindleは文字の大きさが変えられてバババッと速読する時は最強のツールだと思う。しかしパラパラ捲るという読み方ができず、辞典や辞書を読むには未だ不適格かなって感じている。いちいち単語で検索するのも面倒だ。早く何らかのブレイクスルーが発生するのを願うばかりである。

 サシ飲みについてはnoteに書くことにした。このエッセイもどきとしてはすでに過去一度書いた内容だし、今の時点でnoteへサシ飲み記事をアップ済みなので、もう一度同じことを文体を変えて書くのはちょっと、ね。

 NOVELDAYSは長編小説を置いておくには最高のサイトだと思います。広告が表示されないし、noteからリンクを貼った時にちゃんと表紙絵が表示される。だから長編をこっちで書きつつ、noteでそれを紹介するってのがイイんじゃないかって。この話を考えるたびに、「でもどうせ誰も読まんじゃん」という言葉が頭の中に現れるのだけど、いいんです。

 僕が今、毎日趣味で文章を書けているのは、以下の出来事のおかげです。

・最初に軽い気持ちで「小説書いてみよっかな」と言った時に、同じ職場にいたポニー・マールが「書いてみてよ。書いたらオレ、読むよ」と言ってくれたこと。(結局、読んでない)

・拙作「ラ・ラ・グッドバイ」を書いて、これで長編は終わりにしようと思ってたら、エブリスタの新作セレクションで紹介されたこと。(その後の長編は鳴かず飛ばず)

・「小説家になろう」で「日々雑記番外地」を書き終えた時に、『感動しました!』というコメントをいただいたこと。※小説家になろうもエブリスタも退会済み。

 このどれかが無かったら僕は今、何をしてたんだろう。ベースの練習かな。

 ……などという文章を祝日の朝っぱらから書いている。なんだか仄かにネガティブな香り漂う回である。寝不足って怖い。やっぱり人間はちゃんと寝ないとアカンです。
 さ、ランニングしてカフェ行くぞ! オーッ!(まだ酔ってる?)

【昨日の出費】

書籍「官能小説 用語表現辞典」
858円
イタリアン居酒屋
6,650円
ラーメン屋
ポニーのおごり 0円

計7,508円
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み