第34話 ガブリなチキン
文字数 2,134文字
傘を叩く雨の音。
せっかく咲いた桜も、濡れて生気を失っている様に見える。
それはさておき腹が減りまして。
以前は朝、何も食べずに仕事に行って、ランチでガッツリ腹を膨らませていた。しかし朝の喫茶店に行き始めた先週から、身体がコーヒーとパンを欲しがるようになってしまった。朝にエネルギーを摂取する幸せを知ってしまったから、元の生活へ戻すには強い意志が必要となるはず。
ドトール系のカフェで朝飯とする。
ツナタプナード&スクランブルエッグというモーニングセットを選んだ。
相棒はホットコーヒー。
ホットコーヒーの苦みが乾いた身体に染み入るワァ。
後味も良い。窓の外を行く通勤ビトを眺め、ゆったりちょびちょびとコーヒーを啜る。
何気にコーヒーカップが大きくて量タップリ。うれしい。
トーストに挟まれたスクランブルエッグ、トマトのオイル漬け、タプナードソースを和えたツナ、そしてサラダほうれん草。
酸味、甘み、塩分を味わい、コーヒーの苦みで口の中の世界を変える。
これこれ。これが良いモーニングですよ。
食べ終えてもまだタップリ残るホットコーヒー。
飲みながら、この日記とか諸々について考える。
多分、今週末で10万字を超えるだろう。それでいったん〆る。
でも小旅行とかサシ飲みなんかをしたら、追加でアップしようと思う。
NOVELDAYSは完結にしても追加できるはずだ。
noteの更新は爆速で飽きてしまい、「更新は週末くらいでいいかな」なんて。
甲斐性の無い僕にSNSっぽい世界は合わなかったようだ。
けど、他の方の記事を読むのは面白いから、読者として楽しもうじゃないか。
自分は週末にランチまとめをアップするくらいでいいや。あと短編。
日記が終わったら小説を書くのだ。
この日記を書くことで、僕の中にとある変化が起きた。というか、小説を書くことができなくなる理由と、ガンガン書いていける方法が分かったというところで。
書けなくなるのは、細かいことを気にして色々調べ始めた時だ。「明日もきっとイマイチ」も「虹ノ像」も、第二話くらいまで書いてボツにした作品だった。それから半年以上経って、今なら書けるかも、と思って書き始めたらこのザマです。
一方で、別名義の小説二作は毎日更新できていた。
細かいことなんて気にせず、適当に書けばいいんだ。紆余曲折あってこの日記を経てようやく分かった。句点も読点も、歴史も、知らない業界の知識も知ったこっちゃない。どうでもいい。話は出来てるんだから、一気に書いて、細かいトコなんて後々直せばいい。知らない事はぼんやり書くかそんなコトありましたっけフフンってやり過ごせばいい。素人の自分が書く小説に、こだわりなんて必要ない。へたくそでもアラだらけでもなんでも、書きまくってやる。
というのを体現したような短編を、ポチポチとスマホのメモアプリで書いている。
誰かに読んでもらいたいわけでもなく、自分のために書いている短編だ。
そのうち「短編集」に入れて、書けなくなったらそれを読んで今の気持ちを取り戻そう。
来週から小説バリバリ書くぞー。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
朝ちゃんと食べてるのに、昼になると胃が空っぽなんだ。
今週は月曜日にインドネシア風の唐揚げなるものを食べ、火曜日に刀削麺を食べた。刀削麺にはセットで唐揚げが付いていた。唐揚げ……。
ハイ。
ガブリチキンの自家製タルタルからあげ丼。
やっぱり唐揚げは唐揚げ屋さんがいいよねって、納得のおいしい唐揚げだ。
鶏肉はやわらかくてジューシー、衣の味濃くカリッ、サクッ。
タルタルはマヨネーズ、酢、塩コショウのほかにも何か入っているのか複雑な味で飽きさせない。やっぱり丼物が好き。唐揚げ大好きだ。
注文してから提供までが早かったのと、爆速で食べてしまったから、かなり時間が余った。
珈琲店でハンドドリップのブラジルショコラなるホットコーヒーを飲む。
飲むと鼻から抜ける微かな甘い香り。
これでもかという濃いコーヒーが、唐揚げの油で若干もたれた胃を清めていく。
油モノを食べたあとの濃ゆいコーヒーは格別だ。
コーヒーを飲みながら、またしても店内の様子をメモる。
グレーに塗られた壁、一部は珪藻土っぽい風合いのベージュ色。カウンターや長テーブルはウォールナットの無垢板だろうか。店の奥には鼠色のファブリックソファが置いてある。集団で来店する客にも落ち着いて休憩してもらいたいという想いがあるのだろう。「まぁ、コーヒーでも飲んで休憩しなよ」って聞こえてきそうな感じ。壁にはヨーロッパ風絵画がいくつか掛けられている。床は黒と茶色の……なんていったかなこの床。板敷? 暗い色で統一された店内はあまり照明が強くなく、コーヒーの味に集中できる素晴らしい環境だ。BGMはジャズ。店内は常に甘い香りに満ちていて、ひたすら気持ちが癒されていく。あー、コーヒー苦ウマイ。
とのことです。
さあ、明日はどんな心の旅をしようかな。
【本日の出費】
朝
ツナタプナード&スクランブルエッグ、ホットコーヒー
580円
昼
ガブリチキン 自家製タルタルからあげ丼
931円
ハンドドリップ ブラジルショコラ
680円
計2,191円
せっかく咲いた桜も、濡れて生気を失っている様に見える。
それはさておき腹が減りまして。
以前は朝、何も食べずに仕事に行って、ランチでガッツリ腹を膨らませていた。しかし朝の喫茶店に行き始めた先週から、身体がコーヒーとパンを欲しがるようになってしまった。朝にエネルギーを摂取する幸せを知ってしまったから、元の生活へ戻すには強い意志が必要となるはず。
ドトール系のカフェで朝飯とする。
ツナタプナード&スクランブルエッグというモーニングセットを選んだ。
相棒はホットコーヒー。
ホットコーヒーの苦みが乾いた身体に染み入るワァ。
後味も良い。窓の外を行く通勤ビトを眺め、ゆったりちょびちょびとコーヒーを啜る。
何気にコーヒーカップが大きくて量タップリ。うれしい。
トーストに挟まれたスクランブルエッグ、トマトのオイル漬け、タプナードソースを和えたツナ、そしてサラダほうれん草。
酸味、甘み、塩分を味わい、コーヒーの苦みで口の中の世界を変える。
これこれ。これが良いモーニングですよ。
食べ終えてもまだタップリ残るホットコーヒー。
飲みながら、この日記とか諸々について考える。
多分、今週末で10万字を超えるだろう。それでいったん〆る。
でも小旅行とかサシ飲みなんかをしたら、追加でアップしようと思う。
NOVELDAYSは完結にしても追加できるはずだ。
noteの更新は爆速で飽きてしまい、「更新は週末くらいでいいかな」なんて。
甲斐性の無い僕にSNSっぽい世界は合わなかったようだ。
けど、他の方の記事を読むのは面白いから、読者として楽しもうじゃないか。
自分は週末にランチまとめをアップするくらいでいいや。あと短編。
日記が終わったら小説を書くのだ。
この日記を書くことで、僕の中にとある変化が起きた。というか、小説を書くことができなくなる理由と、ガンガン書いていける方法が分かったというところで。
書けなくなるのは、細かいことを気にして色々調べ始めた時だ。「明日もきっとイマイチ」も「虹ノ像」も、第二話くらいまで書いてボツにした作品だった。それから半年以上経って、今なら書けるかも、と思って書き始めたらこのザマです。
一方で、別名義の小説二作は毎日更新できていた。
細かいことなんて気にせず、適当に書けばいいんだ。紆余曲折あってこの日記を経てようやく分かった。句点も読点も、歴史も、知らない業界の知識も知ったこっちゃない。どうでもいい。話は出来てるんだから、一気に書いて、細かいトコなんて後々直せばいい。知らない事はぼんやり書くかそんなコトありましたっけフフンってやり過ごせばいい。素人の自分が書く小説に、こだわりなんて必要ない。へたくそでもアラだらけでもなんでも、書きまくってやる。
というのを体現したような短編を、ポチポチとスマホのメモアプリで書いている。
誰かに読んでもらいたいわけでもなく、自分のために書いている短編だ。
そのうち「短編集」に入れて、書けなくなったらそれを読んで今の気持ちを取り戻そう。
来週から小説バリバリ書くぞー。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
朝ちゃんと食べてるのに、昼になると胃が空っぽなんだ。
今週は月曜日にインドネシア風の唐揚げなるものを食べ、火曜日に刀削麺を食べた。刀削麺にはセットで唐揚げが付いていた。唐揚げ……。
ハイ。
ガブリチキンの自家製タルタルからあげ丼。
やっぱり唐揚げは唐揚げ屋さんがいいよねって、納得のおいしい唐揚げだ。
鶏肉はやわらかくてジューシー、衣の味濃くカリッ、サクッ。
タルタルはマヨネーズ、酢、塩コショウのほかにも何か入っているのか複雑な味で飽きさせない。やっぱり丼物が好き。唐揚げ大好きだ。
注文してから提供までが早かったのと、爆速で食べてしまったから、かなり時間が余った。
珈琲店でハンドドリップのブラジルショコラなるホットコーヒーを飲む。
飲むと鼻から抜ける微かな甘い香り。
これでもかという濃いコーヒーが、唐揚げの油で若干もたれた胃を清めていく。
油モノを食べたあとの濃ゆいコーヒーは格別だ。
コーヒーを飲みながら、またしても店内の様子をメモる。
グレーに塗られた壁、一部は珪藻土っぽい風合いのベージュ色。カウンターや長テーブルはウォールナットの無垢板だろうか。店の奥には鼠色のファブリックソファが置いてある。集団で来店する客にも落ち着いて休憩してもらいたいという想いがあるのだろう。「まぁ、コーヒーでも飲んで休憩しなよ」って聞こえてきそうな感じ。壁にはヨーロッパ風絵画がいくつか掛けられている。床は黒と茶色の……なんていったかなこの床。板敷? 暗い色で統一された店内はあまり照明が強くなく、コーヒーの味に集中できる素晴らしい環境だ。BGMはジャズ。店内は常に甘い香りに満ちていて、ひたすら気持ちが癒されていく。あー、コーヒー苦ウマイ。
とのことです。
さあ、明日はどんな心の旅をしようかな。
【本日の出費】
朝
ツナタプナード&スクランブルエッグ、ホットコーヒー
580円
昼
ガブリチキン 自家製タルタルからあげ丼
931円
ハンドドリップ ブラジルショコラ
680円
計2,191円