第102話

文字数 183文字

飼い犬の話をする
もう彼女は20歳近い。
病気はない。

ただ、最近、さらに性格が悪くなってきた。

外を闊歩する彼女を小屋に戻そうとすると、虐待をうたがわれそうな悲鳴をあげる。
そのくせ、小屋の中で同じことを彼女にすると、手で「やめてくれ」と床をたたくのみ。

どこで知恵をつけるのかわからないが、たまには私の足をなめて走ってにげて後ろを振り返る。
性格が悪すぎる。誰に似たのか

私です
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