第88話

文字数 522文字

私の仕事の効率が落ちまくっている。
多分、同じクレームに、私自身がうんざりしてきたのだろう。
数字も文字も頭にはいってこない日がある。たぶん、うつ病だ。
同じ問い合わせ、同じ失敗。先がみえることばかり。
毎日同じの繰り返し。進歩、変化のなさにうんざりする。
しかもその絶対量が増えている。
仕事ってこんなもの!?じゃないはずなのだが。

一緒に働いていた後輩は、某一部上場企業の営業ソリューション事業部で、
課長になっている。
女性、未婚だ。彼女は船で横浜から私に会いに来てくれた。
青学、早稲田の大学院を卒業し、中国で支店長を経験したうえでの本部勤務。
20代のころ、私の隣で、「仕事増えて、かわいそっすよね~」
って言ってた彼女と、今も顔が全く変わらない。私と同じ、人とつるむのが苦手な彼女。
未婚。一番近い線だと米倉涼子みたいな感じ・・・すべてに自信満々だ。

某一部上場企業Sの営業部に勤めていたK君。いきなり退職し、ホラーアシスタントに転職。
どうした!!!!!!!!!!!!!!!!!!としか、言えない。
2人とも後輩。

新横浜の某ビル、14階で机をならべ、富士山を眺めていた3人、10年後はどうなっているんだろう。

10年後に関して、負けたくは。。。ない
絶対に負けない。


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