第111話

文字数 627文字

私、いやいや営業部に配属され、会社は変われど、もうすぐ30年
早いものです。
しゃべれるから営業向きとは、私は、思いません。
相手の意をどう組むか、落としどころをどこにするかだけだと、思います。
客に対し何の感情もない、商品に対しても然り。
好きを仕事にするのは非常に難しい。

私は、昼過ぎ休日出勤。結局帰宅は20時前。
なんで。。。この前まで一緒に仕事をしていた人を思い出したから、頑張れたのだろう。
「もう、終わりますから」
結局、彼女は19時半までの勤務のところを21時前まで勤務。
この人は若かった。基本元気で、「ま~いっか、てへっ」
見ている方も、気が楽だった。やるだけやってみな!と、笑顔でいえていた。
失敗してもフォローしようと思える性格だった、これも彼女の人徳がうむものだろうが。

新しく入ってきただいぶん美人な49歳、女性。
いつ会っても、マックス緊張しているので、同情しかない。
きれいな目がしばしばしていて。
みていると、自分にいいきかせている独り言が多い。
昼を店の人たち数人と食べに行き、その新しい人の隣だったのだか、
そばを皆で食べる事さえにも緊張していて、かわいそうだった
私でもが彼女をみていると、反対側をみてため息をついてしまうほどだ。
早く慣れるとよいですね。
私は今回、理由あって、どんな理由であれ近づけないので、遠くから見守ります。
周りの店長たちがたくさんフォローしてくれて、早く慣れてくれますように、
そう願うしか、私にはできないんですよね。訳ありまして。
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