第101話

文字数 894文字

先日、GIFTEDの話を書いた。

得て、不得手の差が格段に大きい→〇
集中力は数時間→〇
飲み会がつまらない→〇
年齢の割に、肌がきれい→〇(自己申告ですみません)
性別に線引きをしない→〇(どうでもよい)
孤独だ→〇
変わってるといわれる→〇

私はほぼ間違いなく、欠陥がある方のGIFTEDだと思う。

小学生のころから、周りも変わっていた。
東大出て外交官になった上級生と仲がよかった。
大阪大学の文学部に入った女の子とよく遊んでいた。
社会人になって、環境問題について一晩で4時間語る後輩がくっついてきていた
釣り竿製作をする仕事から、宇宙を調べる組織へ転職した人がいる

上の人たちは第一型、完璧型のGIFTEDだろうが、私は違う。
文学は超得意、数学は超苦手。
そういえば、絵本コンクールで1位になったことがある。
吹奏楽で、十数種類の打楽器をこなし、
東京から指導にきていた講師から、「リズムは一番とれている」と、褒められた。
読書感想文コンクールについては、焼肉食べにいくからさっさと書きなさいと、両親からいわれ、
30分で書いた文章は、県で3席。学校で居残りをさせられ、丁寧な字で!と、書き直しをさせられ、
「まともに文章を書くんじゃなかった」と、思った記憶がある。
読書感想文の賞状は、ランドセルとともに、毎度、廊下に放り出されており、
母親から「大事にしなさい」とその都度怒られた。
書道も2段から5段に1年で飛び級。
絵をかいたり、文字をかいたり、音楽を奏でることには
秀でているようだ。
クラシックをきいていると、心が持っていかれる。何もできなくなる。

数学と理科と社会。社会においては、「1つの石が発見されたら、全部が変わるから、覚えても無駄!」
と根本的に思っていたし、「経済とか法律とか、行き当たって考えればいいや」というのが、
私の姿勢。覚えるわけがなかった。

母親が怒るのもむりはない。この能力、父と母、祖父母、先祖からいただいているもの。
それを評価してくれている人がいること、評価されない人がいること・・・

でも、、、。

さすがに、小学生の私に分かれといっても、わかりませんよね。

今だから、母から怒られた意味がわかります。
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