【未所持6】既存の枠組みのままで何かできないの?
文字数 1,574文字
**補足**
教義1「メーカーに対価を支払わない限り、プレイしてはならない」
教義2「ルールブックを買う以外での対価の支払い方は一切認めない」
これらを忠実に守ろうとすると、
「絶版になったゲームの中古品をショップやオークションで買った場合、それは絶対に遊べない」ことになるわ。
その1。中古品の取引ではメーカーに利益が入らない。これはビデオゲームや新古書店についてしばしば論争になるよね。
その2。絶版になったゲームを買うにあたり、メーカーに利益が入る方法は存在しない。絶版になってるんだから当然よね。さらに、メーカーそのものが現存していない場合も少なくない。
「正当な対価」には、こんな副作用もあるってこと。
**本編**
「海賊行為は即排除するという意志表明」も、既存の枠組みの中でできることではあるけれど……、もう一つ、「なぜこれをやらないんだろう?」と不思議に思っているものがあるから、紹介するね。
改訂:CoCを例にとるという記述を削除し、TRPG一般に適用できるよう文言を改めました。また、「セッション中に1回まで」を追加しました。
「この項目は、GMの裁量によって無効にすることができない。
GMがセッションに必要なルールブック等の書籍を所持していないと思料される場合、PLは、セッション中に1回まで、当該書籍の書名及びページ番号を任意に指定できる。
この際、GMは、指定されたページの記述を読み上げねばならない。
GMがこれを読み上げることができなかった場合、当該書籍を所持するすべてのPLは、セッションの終了まで、ルールを任意に追加又は変更できる。
このとき追加又は変更されたルールと矛盾する裁定又はルールブック等の記述は、すべて無効となる。」
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