白昼夢に落ちたお姫様
文字数 1,733文字
しかし、私の手には枝が握られており、何も発動しない状態が続いていた。
本館の階段を登り、私はギルバードさんに案内され、1つの扉の前に立ち止まった。
見られたのはそこまでで、ギルバードさんは部屋の扉を閉めた。
私は、自分の言ったことを訂正する為にあたふたする。
世界は、長い長い夢を見始める事になる。
文字数 1,733文字
しかし、私の手には枝が握られており、何も発動しない状態が続いていた。
本館の階段を登り、私はギルバードさんに案内され、1つの扉の前に立ち止まった。
見られたのはそこまでで、ギルバードさんは部屋の扉を閉めた。
私は、自分の言ったことを訂正する為にあたふたする。
世界は、長い長い夢を見始める事になる。
支倉 詩乃
20歳のピチピチの音大生。フルートを専攻しており、世界のコンクールで入賞するなどの快挙を見せる新星のフルート奏者。
ある日の大学からの帰り道、神の悪戯による災害により異世界に飛ばされることになる。音楽しか出来ない詩乃は、異世界で生き残ることが出来るのか。
ギルバード・フォン・アリストシア
アリストシア公国の第2王子。24歳。詩乃が異世界に飛ばされて初めて出会う男性。←(しかもベッド上で……)王様や女王様から相手にされない日々を送ってきており、内緒で魔法使いになった青年。兄のジルベルトとは仲が良いみたいで……
ジルベルト・フォン・アリストシア
アリストシア公国の第1王子。27歳。自警団を設立し、国を守っている青年。魔法の素質もあり、度々魔法を使っている。やんちゃな性格のため、弟たちを困らせる事もある。