真夜中の異変
文字数 536文字
時間は、深夜の2時過ぎだろうか。
たまたま隣で眠っているギルバードさんの手に私の手が当たったのだ。
何故か汗っぽい。さっきまで温かかった手に温もりがなかった。
私は寝返りをうち、ギルバードさんの方を見た。
異変に気がついた私は、ギルバードさんの名前をもう一度呼んだ。
それでも、徐々にギルバードさんの息づかいも安定していき、通常に戻っていた。
私には、分からない。
結局、私はこの後眠ることが出来なかった。
文字数 536文字
時間は、深夜の2時過ぎだろうか。
たまたま隣で眠っているギルバードさんの手に私の手が当たったのだ。
何故か汗っぽい。さっきまで温かかった手に温もりがなかった。
私は寝返りをうち、ギルバードさんの方を見た。
異変に気がついた私は、ギルバードさんの名前をもう一度呼んだ。
それでも、徐々にギルバードさんの息づかいも安定していき、通常に戻っていた。
私には、分からない。
結局、私はこの後眠ることが出来なかった。
支倉 詩乃
20歳のピチピチの音大生。フルートを専攻しており、世界のコンクールで入賞するなどの快挙を見せる新星のフルート奏者。
ある日の大学からの帰り道、神の悪戯による災害により異世界に飛ばされることになる。音楽しか出来ない詩乃は、異世界で生き残ることが出来るのか。
ギルバード・フォン・アリストシア
アリストシア公国の第2王子。24歳。詩乃が異世界に飛ばされて初めて出会う男性。←(しかもベッド上で……)王様や女王様から相手にされない日々を送ってきており、内緒で魔法使いになった青年。兄のジルベルトとは仲が良いみたいで……
ジルベルト・フォン・アリストシア
アリストシア公国の第1王子。27歳。自警団を設立し、国を守っている青年。魔法の素質もあり、度々魔法を使っている。やんちゃな性格のため、弟たちを困らせる事もある。