無力感の夜

文字数 259文字

無力ですね
ほんとに
無力です

僕には
何も
できません

変えることも
変わることも
できないのですから

前に進むか
後ろに下がるか
立ち止まるか
決めることすら
できません

いったい
なんのために
生きているのでしょう

一人で立つことも
人の役に立つことも
できないなら
いっそのこと

いったい
ぜんたい
生きるとは
どういうことなのでしょう?

今の今まで
考えたこともない
なんて
自分でも呆れてしまいます

だけど
ようやく
気づいたのですから
気づかないよりは
良かったです

生きるとは
たぶん
そういうこと

今まで
生きていなかった
ということなのだと思います

さぁ
どうする?
ということです
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