ぺったんこが膨らむ様を見れるかどうかの瀬戸際

文字数 347文字

うわああああああぁん!!
どーして泣いてる子にとどめ刺すようなことが言えるんですかー!?
あ~……ほら、魔王にとどめを刺すのが俺の役割だから?
ひっ!?
と、というか、魔王ってもっとこう……ボンキュボンなお姉さんじゃないの?
あ~……それは
あ、あなたたちが来るのが早すぎるのよ……ぐすっ
? どゆこと?
……本来はあなたがレベルを上げてる間に私も成長していくはずだったのよ
それなのにゆーしゃ様は真っ先にここに来ちゃったから……
えっ? じゃあしばらく待ったら

ぺたん娘ちゃんのぺったんこが膨らむ可能性が!?

いや……まぁ、確かにそうなんですけど……
……誰がそんなに待ってやるもんですか
何で!?
当たり前よ!?
うーん……
……あ、そうだ
…………何よ?


 がさごそ


これでどうだ!
な……なんで私のコアをあなたが持ってるのよ!?
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

「……いや、女同士だしコレくらいいいかなと」


ゆーしゃ様

本作の主人公

勇者召喚の影響で女になった元男

女になったことが原因(多分)であまり自重しなくなった変態


彼女いない歴=年齢で、なんとしても彼女がほしい人

そして、できた彼女は神様を敵にしても手放すつもりがない

「ちょ、何やってるんですか!?」


妖精

ゆーしゃ様を召喚した(女性にした)人で

彼に振り回される苦労人

召喚する人間自体を間違えたのではないかと悩み始めた


……のは世界の意思に操られていたことが原因。

本来の彼女自身はこの終わらないゲームから解放されることを望み、彼女の意思でゆーしゃ様を召喚した。

「ぜ、ぜったいゆるさないんだかりゃ!!」


魔王

本作のラスボス……じゃなかったっぽい

まだ生まれたばかりの魔王

それでも強いはずなのだが、勇者に挑むたびに「ぺしっ」とやられる。


魔王城で勇者と戦い、とどめを刺されるのが役割……のはずだったが、いろいろあって結局成し遂げられなかった。

けれど、一度でいいから誰かとお茶会してみたいという夢は叶えられた。


魔王らしく優雅で不敵にふるまおうとしているが、生まれたばかりなので根は純真無垢な子。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色