魔王の言葉には呪いとかが宿ってたりするんだろうか?

文字数 386文字

……うぅ~初めてだったのに
……ゆーしゃさま?
……あれ、妖精ちゃんもそっち側?
さすがに今のは擁護できないですよ……
ぐすっ……うぅ~
……じゃあ、責任取るから俺と付き合わない?
誰があなたなんかと付き合うもんですか!?
残念、フラれちゃった
むしろ今ので上手くいくと思える神経が信じられないです……
だってほら、俺勇者だから
…………人選を間違えた気がします
あなたなんか、崖から落ちて串刺しになって死んじゃえばいいのよっ!
うわーん!!
あ、また逃げた
……そうですね
アレ? 今回は追いかけろとか言わないんだ
…………さすがに今回のはそっとしておいてあげるべきかなと
なるほど……それじゃ、俺たちも行こっか
……って、うおっ!?
ゆ、ゆーしゃさまぁっ!?




あー、ビックリしたー
……ゆーしゃ様って浮けたんですか?
やってみたら、何か出来た
……………………
さて、そろそろ次の階層へ行こっか?
…………ソウデスネー
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登場人物紹介

「……いや、女同士だしコレくらいいいかなと」


ゆーしゃ様

本作の主人公

勇者召喚の影響で女になった元男

女になったことが原因(多分)であまり自重しなくなった変態


彼女いない歴=年齢で、なんとしても彼女がほしい人

そして、できた彼女は神様を敵にしても手放すつもりがない

「ちょ、何やってるんですか!?」


妖精

ゆーしゃ様を召喚した(女性にした)人で

彼に振り回される苦労人

召喚する人間自体を間違えたのではないかと悩み始めた


……のは世界の意思に操られていたことが原因。

本来の彼女自身はこの終わらないゲームから解放されることを望み、彼女の意思でゆーしゃ様を召喚した。

「ぜ、ぜったいゆるさないんだかりゃ!!」


魔王

本作のラスボス……じゃなかったっぽい

まだ生まれたばかりの魔王

それでも強いはずなのだが、勇者に挑むたびに「ぺしっ」とやられる。


魔王城で勇者と戦い、とどめを刺されるのが役割……のはずだったが、いろいろあって結局成し遂げられなかった。

けれど、一度でいいから誰かとお茶会してみたいという夢は叶えられた。


魔王らしく優雅で不敵にふるまおうとしているが、生まれたばかりなので根は純真無垢な子。

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