お茶会デートでの会話3 ブレーンウォッシュ ~ ダストシュート

文字数 418文字

その迷路をこえた崖の前で再開したんだ
で、あなたに洗脳されたのよね……
あれはすっごいかわいかったな~
「ごしゅじんしゃま~」って
…………
ねぇ、もう一回やってみない?
やらないわよ
それは残念
 
 





で、運よく洗脳が解けたからあなたから逃げたのよね
まさかキスで解けるとは思わなかったからな~……
ファーストキスの恨み、忘れるつもりはないわよ?
あはは~……
…………はぁ
ところで、あれ以降姿が見えなかったけど何処に居たの?
……あなたの攻撃でどこか変な所に飛ばされたのよ
俺の攻撃で……?
もしかして『ダストシュート』に巻き込まれてたってこと!?
あれは本当に死ぬかと思ったわ
……よく出てこれたね
それはまぁ、あなたのおかげというか……釈然としないけど
……俺の?
誰かが私のコアに触れると、コアのところに召喚されるようになってたのよ
なるほど……つまり、俺が君の救世主だったってわけだ
……まぁ、そのあとで私のコアを脅しの道具に使わなければ
あ~……
 
 
あ、はいおかわり
ども
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登場人物紹介

「……いや、女同士だしコレくらいいいかなと」


ゆーしゃ様

本作の主人公

勇者召喚の影響で女になった元男

女になったことが原因(多分)であまり自重しなくなった変態


彼女いない歴=年齢で、なんとしても彼女がほしい人

そして、できた彼女は神様を敵にしても手放すつもりがない

「ちょ、何やってるんですか!?」


妖精

ゆーしゃ様を召喚した(女性にした)人で

彼に振り回される苦労人

召喚する人間自体を間違えたのではないかと悩み始めた


……のは世界の意思に操られていたことが原因。

本来の彼女自身はこの終わらないゲームから解放されることを望み、彼女の意思でゆーしゃ様を召喚した。

「ぜ、ぜったいゆるさないんだかりゃ!!」


魔王

本作のラスボス……じゃなかったっぽい

まだ生まれたばかりの魔王

それでも強いはずなのだが、勇者に挑むたびに「ぺしっ」とやられる。


魔王城で勇者と戦い、とどめを刺されるのが役割……のはずだったが、いろいろあって結局成し遂げられなかった。

けれど、一度でいいから誰かとお茶会してみたいという夢は叶えられた。


魔王らしく優雅で不敵にふるまおうとしているが、生まれたばかりなので根は純真無垢な子。

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