第１５話：子供への事件、政治問題と異常気象
文字数 2,014文字
英国では主要国首脳会議「サミット」が、開かれており、議長役のブレア首相は急きょロンドンに戻った。エジプトのシャルムエルシェイクでは同２３日、ホテルなどで爆弾テロが起き、８８人が死亡。インドネシア・バリ島でも１０月１日、レストランなど３カ所で爆発が発生し、日本人１人を含む２０人余が命を落とした。１１月９日には、ヨルダン・アンマンのホテル３カ所で起きた同時爆弾テロで５９人が死亡した。鳥のインフルエンザによる死者が、続出。
１２月までにベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、中国の５カ国で人への感染が確認された。この頃になると、柴橋家の柴橋和利と柴橋和代も小学校に入り、両親の血を引いて、運動神経が良くリレーの選手になった。また、休みの日は、山野を駆け回り、両親が追いかけていた。村沢家の長男、健一は、３歳になり腕白盛りで、転んだり、家具に頭をぶつけたりして生傷が絶えなかった。それでも、食欲旺盛で、大きくなった。話も初めて、可愛さが一段と際立ってきた。
こうして２００５年も足早に過ぎ２００６年となった。２００６年４月から５月にかけ、秋田県藤里町の無職、畠山鈴香被告が、殺人罪などで起訴された。長女彩香ちゃん「当時９歳」、近くの米山豪憲君「当時７歳」が、行方不明になり、遺体で発見された。秋田県警は鈴香被告を６月に豪憲君の死体遺棄容疑で逮捕。その後、殺人容疑で再逮捕した。彩香ちゃんの事件でも鈴香被告の関与が明らかになり、７月に殺人容疑で逮捕した。
１１月には、大仙市の保育園児、進藤諒介ちゃん「当時４歳」を暴行、用水路に放置して窒息死させたとして母親の美香被告「当時３１歳」と交際相手の男性が、逮捕された。こういう事件は、実に、痛ましいものであった。５月２７日早朝、インドネシアのジャワ島中部で、マグニチュード６.３の地震が発生した。震源に近いジョクジャカルタ特別州では、沿岸を中心に多数の家屋が崩壊し、約５７００人が死亡、２０万人以上が家を失った。
中ジャワ州にある世界遺産のヒンズー教寺院群、プランバナンの大半の建造物も全半壊した。インドネシア政府は「国家的災害」に指定。日本は陸上自衛隊員で編成する国際緊急医療援助隊を派遣し被災者支援に当たった。７月１２日、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラがイスラエル北部に越境して兵士２人を拉致したのをきっかけに、イスラエル軍の地上部隊がレバノン南部に侵攻した。
イスラエル軍は、首都ベイルートや南部のヒズボラ拠点のほか、兵士の身柄移送阻止を理由に国際空港や橋などのインフラに空爆を拡大。ヒズボラは、イスラエル北部に大量のロケット弾を無差別に撃ち込んだ。双方に１２００人以上の死者を出した後、８月１４日に停戦が発効、国連レバノン暫定軍「ＵＮＩＦＩＬ」などが停戦監視に当たった。この媼紛争が、まだまだ、世界で起きていたのだった。
２００５年１０月に実施した国勢調査に基づく日本の総人口が、１億２７７６万７９９４人で確定した。２００４年１０月１日現在の推計人口から約２万２０００人減少しており、総人口が前年を下回ったのは戦後初めて。２００６年１０月１日現在の推計人口も０５年を約１万８千人下回り、日本の人口が０４年をピークに減少してることが判明。一方、日本人女性１人が一生に生む子どもの人数に相当する２００５年の合計特殊出生率は１.２６と過去最低を更新、
して少子高齢化が一段と進行した。やがて２００７年が明けて、村沢家と柴橋家で、一緒に高崎から新幹線にのり、東京見物に出かけた。上野動物園、東京駅と皇居、日本橋、東京タワーを１泊２日で見て回った。子供達は、はじめの新幹線に興奮し、皇居の広さに驚いた。上野簿動物園で、はしゃぎ、東京タワーの高さにも驚き両親は子供達の驚いた顔を何枚のも写真に撮って。その後、お土産を買って沼田に帰ってきた。
２００７年４月、公的年金を個人ごとに一元管理するための基礎年金番号に統合されていない加入記録が、厚生・国民年金で約５千万件に上るとの事実を社会保険庁が、公表。安倍首相は、２００８年３月迄に照合作業を終わらせる対策を発表した。しかし、この問題は参院選で争点化し与党大敗につながった。
年金記録ミスは１９６４年以前からあり、原因究明に当たった総務省の年金記録問題検証委員会は、問題を長期間放置した歴代社保庁長官らの責任が最も重いと糾弾した。約１９７５万件はコンピューター上での本人特定が困難とみられ、「最後の１人、最後の１円まで年金を支払う」とした政府公約の達成は事実上不可能になった。
２００７年５月７日、早朝、証券会社の担当者から日本ビルファンド、気配値が、２００万円と高く売りと言われ同意し全株、２００株を成り行き売りを指示すると直ぐに売れた。そして、税引き後利益３３３００万円となり村沢研吾の資産残高が６６３００万円となった。
１２月までにベトナム、タイ、インドネシア、カンボジア、中国の５カ国で人への感染が確認された。この頃になると、柴橋家の柴橋和利と柴橋和代も小学校に入り、両親の血を引いて、運動神経が良くリレーの選手になった。また、休みの日は、山野を駆け回り、両親が追いかけていた。村沢家の長男、健一は、３歳になり腕白盛りで、転んだり、家具に頭をぶつけたりして生傷が絶えなかった。それでも、食欲旺盛で、大きくなった。話も初めて、可愛さが一段と際立ってきた。
こうして２００５年も足早に過ぎ２００６年となった。２００６年４月から５月にかけ、秋田県藤里町の無職、畠山鈴香被告が、殺人罪などで起訴された。長女彩香ちゃん「当時９歳」、近くの米山豪憲君「当時７歳」が、行方不明になり、遺体で発見された。秋田県警は鈴香被告を６月に豪憲君の死体遺棄容疑で逮捕。その後、殺人容疑で再逮捕した。彩香ちゃんの事件でも鈴香被告の関与が明らかになり、７月に殺人容疑で逮捕した。
１１月には、大仙市の保育園児、進藤諒介ちゃん「当時４歳」を暴行、用水路に放置して窒息死させたとして母親の美香被告「当時３１歳」と交際相手の男性が、逮捕された。こういう事件は、実に、痛ましいものであった。５月２７日早朝、インドネシアのジャワ島中部で、マグニチュード６.３の地震が発生した。震源に近いジョクジャカルタ特別州では、沿岸を中心に多数の家屋が崩壊し、約５７００人が死亡、２０万人以上が家を失った。
中ジャワ州にある世界遺産のヒンズー教寺院群、プランバナンの大半の建造物も全半壊した。インドネシア政府は「国家的災害」に指定。日本は陸上自衛隊員で編成する国際緊急医療援助隊を派遣し被災者支援に当たった。７月１２日、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラがイスラエル北部に越境して兵士２人を拉致したのをきっかけに、イスラエル軍の地上部隊がレバノン南部に侵攻した。
イスラエル軍は、首都ベイルートや南部のヒズボラ拠点のほか、兵士の身柄移送阻止を理由に国際空港や橋などのインフラに空爆を拡大。ヒズボラは、イスラエル北部に大量のロケット弾を無差別に撃ち込んだ。双方に１２００人以上の死者を出した後、８月１４日に停戦が発効、国連レバノン暫定軍「ＵＮＩＦＩＬ」などが停戦監視に当たった。この媼紛争が、まだまだ、世界で起きていたのだった。
２００５年１０月に実施した国勢調査に基づく日本の総人口が、１億２７７６万７９９４人で確定した。２００４年１０月１日現在の推計人口から約２万２０００人減少しており、総人口が前年を下回ったのは戦後初めて。２００６年１０月１日現在の推計人口も０５年を約１万８千人下回り、日本の人口が０４年をピークに減少してることが判明。一方、日本人女性１人が一生に生む子どもの人数に相当する２００５年の合計特殊出生率は１.２６と過去最低を更新、
して少子高齢化が一段と進行した。やがて２００７年が明けて、村沢家と柴橋家で、一緒に高崎から新幹線にのり、東京見物に出かけた。上野動物園、東京駅と皇居、日本橋、東京タワーを１泊２日で見て回った。子供達は、はじめの新幹線に興奮し、皇居の広さに驚いた。上野簿動物園で、はしゃぎ、東京タワーの高さにも驚き両親は子供達の驚いた顔を何枚のも写真に撮って。その後、お土産を買って沼田に帰ってきた。
２００７年４月、公的年金を個人ごとに一元管理するための基礎年金番号に統合されていない加入記録が、厚生・国民年金で約５千万件に上るとの事実を社会保険庁が、公表。安倍首相は、２００８年３月迄に照合作業を終わらせる対策を発表した。しかし、この問題は参院選で争点化し与党大敗につながった。
年金記録ミスは１９６４年以前からあり、原因究明に当たった総務省の年金記録問題検証委員会は、問題を長期間放置した歴代社保庁長官らの責任が最も重いと糾弾した。約１９７５万件はコンピューター上での本人特定が困難とみられ、「最後の１人、最後の１円まで年金を支払う」とした政府公約の達成は事実上不可能になった。
２００７年５月７日、早朝、証券会社の担当者から日本ビルファンド、気配値が、２００万円と高く売りと言われ同意し全株、２００株を成り行き売りを指示すると直ぐに売れた。そして、税引き後利益３３３００万円となり村沢研吾の資産残高が６６３００万円となった。
