第１話：同級生４人の進路、スキー、テニスブーム
文字数 2,037文字
村沢研吾の実家は、昔から手広く農家をし、戦後、尾瀬片品、戸倉の温泉とスキーのロッジを経営する資産家。一方、田沼里恵、柴橋聡、星崎純代の実家は、そこの小作人だった。そして、４人は、幼友達で村沢の家の周りを走り回り遊んでいた。しかし、中学生になると村沢研吾は、父と同じ早稲田大学をめざすために沼田の進学塾に、通って勉強を続けた。田沼里恵、柴橋聡、星崎純代は、昔から運動神経が良く沼田中学校を卒業して利根実業高校に入学した。
そして名門の利根実業スキー部に入った。村沢研吾は、沼田市中学校を卒業して早稲田実業に合格し、東京の新宿の学生アパートに移った。田沼里恵、柴橋聡、星崎純代の母は、しっかり者で、給料は、基本的に郵便局の定期、定額貯金に預けて、しっかり運用した。ちなみに１９６０～７０年まで、３年定期預金で複利で５％つくので１２年後１９７２年に２倍なった。その後も高金利の時代が、続き、１９８４年には４倍に増えた。
そのため、田沼里恵、柴橋聡、星崎純代の家でも３００万円以上の預金となった。しかし、柴橋と星崎家では、車を購入したり家を直し、半分以上を使った。村沢研吾は、１９８６年２月に早稲田大経済学部を受験して合格を勝ち取った。柴橋聡は、高校を卒業し、地元の牧場に入り、畜産やミルク、アイスクリーム作りした。田沼里恵、星崎純代も牧場を中心にリンゴ、園芸、農家の手伝いを始めた。さらに村沢家の経営するリンゴ農園、田んぼ、小麦で、働いた。
そのため、米、野菜、リンゴが、手に入り食べる事に困ることはなかった。冬は、田沼里恵、柴橋聡、星崎純代は、尾瀬のスキー場へ行きスキーの先生をして稼いだ。田沼里恵も、しっかり者で、貯金を続けていた。田沼里恵は、新年のあいさつに行き、お年玉をもらい、高校の夏休み、冬休みにも農家でのアルバイトして、得た金を貯金して、高校卒業時、１９８６年には、３００万円を貯めた。大学に入った村沢研吾は、正月休みに故郷の沼田に帰って来た。
その時、しっかり者だと思っていた田沼里恵と面会し２０歳になったら株投資して金を増やせと言った。株の購入方法は、俺が、指導してやると言った。早稲田大学でも投資研究会に入会して勉強していると告げた。こうして、１９８７年４月１４日、沼田のＭ証券に証券口座を開き３００万円送金。翌朝、証券会社の担当社から、電話が入った。そして、１９８７年４月１４日、早朝、村沢から田沼に電話が入りソニー株の気配値が、２６１０円と安いから買いと言われ同意した。
そして証券会社の担当者に電話して千株購入を指示した。その後、２６１万円で買え、残金が、３９万円となった。１９８７年は、電電公社の民営化となりＮＴＴ株が上場し初値が１６０万円となった。３月２３日、任天堂のファミコン、国内出荷累計が１千万台突破。４月１日、国鉄民営化となりＪＲ１１社が、発足した。１０月１９日、アメリカでは、ブラックマンデーの株急落で、ニューヨークの平均株価が、史上最大の２２.６％も下落。それにつられ、東京株式市場も大暴落、下落率１４.９％と過去最大となった。
１９８７年１１月２１日に公開された原田知世主演の日本映画『私をスキーに連れてって』で、スキーを始める若い男女が急増しと東京から近い沼田周辺のスキー場にバスを連ねて来るようになった。そこで、中古のホンダシビックを田沼里恵、柴橋聡、星崎純代が３人で金を出し合って購入した。そして、スキーの先生の仕事があれば、すぐ飛んでいけるようにした。スキー教師の需要が高まり給料も以前に比べ格段に高くなった。こうして１９８８年となった。
今年も冬の正月休み、土日祝祭日は、スキーのコーチをして、連休の時は宿の部屋に泊まり込みテニスコーチのアルバイトを継続して、稼ぎ、天然温泉に入って、休んだ。１９８８年も暖かくなると若者たちは、東京にいるのではなく、避暑地でテニスを楽しむのが流行し、スキー場の中でも平坦な所を整地して土のテニスコートや長期に使えるようなハードコートが、次々に作られた。その後、テニスコーチのニーズも高まった。
田沼里恵、柴橋聡、星崎純代は、３人で、母校、利根商業のテニス部の練習に参加してテニスを習い、教えられるレベルになった。その後、テニスコーチとしてのアルバイトを始めた。これにより冬はスキー、春、夏、秋、とテニスのコーチを始めた。これにより以前の収入の２倍以上の収入になり助かった。この頃、ファミコンが流行して３人も購入。１９８８年２月１０日、エニックスがファミコン用ソフト『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』通称、ドラクエIIIを発売された。
発売日には、ゲームショップに長蛇の列ができ、社会現象となった。１９８８年３月１６日、イラン・イラク戦争末期のイラクで、サッダーム・フセイン政権下のイラクが、クルド人が多く住む同国内ハラブジャで、化学兵器を使い多くの住民を殺害したハラブジャ事件発生。
そして名門の利根実業スキー部に入った。村沢研吾は、沼田市中学校を卒業して早稲田実業に合格し、東京の新宿の学生アパートに移った。田沼里恵、柴橋聡、星崎純代の母は、しっかり者で、給料は、基本的に郵便局の定期、定額貯金に預けて、しっかり運用した。ちなみに１９６０～７０年まで、３年定期預金で複利で５％つくので１２年後１９７２年に２倍なった。その後も高金利の時代が、続き、１９８４年には４倍に増えた。
そのため、田沼里恵、柴橋聡、星崎純代の家でも３００万円以上の預金となった。しかし、柴橋と星崎家では、車を購入したり家を直し、半分以上を使った。村沢研吾は、１９８６年２月に早稲田大経済学部を受験して合格を勝ち取った。柴橋聡は、高校を卒業し、地元の牧場に入り、畜産やミルク、アイスクリーム作りした。田沼里恵、星崎純代も牧場を中心にリンゴ、園芸、農家の手伝いを始めた。さらに村沢家の経営するリンゴ農園、田んぼ、小麦で、働いた。
そのため、米、野菜、リンゴが、手に入り食べる事に困ることはなかった。冬は、田沼里恵、柴橋聡、星崎純代は、尾瀬のスキー場へ行きスキーの先生をして稼いだ。田沼里恵も、しっかり者で、貯金を続けていた。田沼里恵は、新年のあいさつに行き、お年玉をもらい、高校の夏休み、冬休みにも農家でのアルバイトして、得た金を貯金して、高校卒業時、１９８６年には、３００万円を貯めた。大学に入った村沢研吾は、正月休みに故郷の沼田に帰って来た。
その時、しっかり者だと思っていた田沼里恵と面会し２０歳になったら株投資して金を増やせと言った。株の購入方法は、俺が、指導してやると言った。早稲田大学でも投資研究会に入会して勉強していると告げた。こうして、１９８７年４月１４日、沼田のＭ証券に証券口座を開き３００万円送金。翌朝、証券会社の担当社から、電話が入った。そして、１９８７年４月１４日、早朝、村沢から田沼に電話が入りソニー株の気配値が、２６１０円と安いから買いと言われ同意した。
そして証券会社の担当者に電話して千株購入を指示した。その後、２６１万円で買え、残金が、３９万円となった。１９８７年は、電電公社の民営化となりＮＴＴ株が上場し初値が１６０万円となった。３月２３日、任天堂のファミコン、国内出荷累計が１千万台突破。４月１日、国鉄民営化となりＪＲ１１社が、発足した。１０月１９日、アメリカでは、ブラックマンデーの株急落で、ニューヨークの平均株価が、史上最大の２２.６％も下落。それにつられ、東京株式市場も大暴落、下落率１４.９％と過去最大となった。
１９８７年１１月２１日に公開された原田知世主演の日本映画『私をスキーに連れてって』で、スキーを始める若い男女が急増しと東京から近い沼田周辺のスキー場にバスを連ねて来るようになった。そこで、中古のホンダシビックを田沼里恵、柴橋聡、星崎純代が３人で金を出し合って購入した。そして、スキーの先生の仕事があれば、すぐ飛んでいけるようにした。スキー教師の需要が高まり給料も以前に比べ格段に高くなった。こうして１９８８年となった。
今年も冬の正月休み、土日祝祭日は、スキーのコーチをして、連休の時は宿の部屋に泊まり込みテニスコーチのアルバイトを継続して、稼ぎ、天然温泉に入って、休んだ。１９８８年も暖かくなると若者たちは、東京にいるのではなく、避暑地でテニスを楽しむのが流行し、スキー場の中でも平坦な所を整地して土のテニスコートや長期に使えるようなハードコートが、次々に作られた。その後、テニスコーチのニーズも高まった。
田沼里恵、柴橋聡、星崎純代は、３人で、母校、利根商業のテニス部の練習に参加してテニスを習い、教えられるレベルになった。その後、テニスコーチとしてのアルバイトを始めた。これにより冬はスキー、春、夏、秋、とテニスのコーチを始めた。これにより以前の収入の２倍以上の収入になり助かった。この頃、ファミコンが流行して３人も購入。１９８８年２月１０日、エニックスがファミコン用ソフト『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』通称、ドラクエIIIを発売された。
発売日には、ゲームショップに長蛇の列ができ、社会現象となった。１９８８年３月１６日、イラン・イラク戦争末期のイラクで、サッダーム・フセイン政権下のイラクが、クルド人が多く住む同国内ハラブジャで、化学兵器を使い多くの住民を殺害したハラブジャ事件発生。
