第20話 国家中央情報局

文字数 341文字

 国家中央情報局、局長のロバートはシャロンの記憶を消そうとしていた。国を愛するものとして国を守ることになると信じていた。
 過去に<

>に行って世界を変えようとした奴らがいたことが理解できない。結果シャロンは地球を救ったが、かかわった人間をすぐに始末しないといけない事案で最高機密であることには変わりない。
 二度と行き来できないようにパラレルワールドの接点は破壊しておく必要がある。
 それがロバートの正義だ。

 『始末できそうか?』
 ロバートが尋ねる。
 『ああ、友達が多いもので、ちょっと邪魔が入りそうでな。居所を突き止めている最中だ』
 『早くしてくれ』
 『わかっているって』

 シャロンを消すことに失敗したときの為にテロの犯人に仕立て上げる。
 ロバートは先手を打っておいた。


 







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登場人物紹介

シャロン。特別捜査部処理課SIDの特別捜査官。シーズン1ではSHIHOとして潜入捜査をしていた。過去に治験された薬の影響に悩まされる。<向こうの世界>へ行った経緯がある。

ケイン。特別捜査部処理課SIDの責任者。シャロンのボス。シャロンの父親代わり。

創一郎。ファミリー製薬会社の社長。シャロンの恋人。幼き頃シャロンと同様に治験された過去を持つ。

スティーブン。特別捜査部処理課SIDの特別捜査官。ケインの右腕。シーズン1ではシャロンと共に潜入捜査していた。

レイチェル。シャロンの血のつながらない妹。小学校の先生。

マリア。特別捜査部処理課SIDの特別捜査官。シャロンの同僚。

ステュアート。特別捜査部処理課SIDの特別捜査官。シャロンの同僚。

徹。創一郎の弟。ファミリー製薬会社の天才研究者。

そうじ屋。通称ブラック。スティーブンの仲間で殺し屋。

通称リペア。殺し屋。

ミラー。自称カウンセラー。

ジェームズ長官。

ハリス州知事。

マシュー。高校を中退。<地球守護会>に入会し自然保護活動に没頭する。

グレース。

キム。向こうから来た研究者。

大統領。ケインの昔からの友人。

国家中央情報局 局長 ロバート。

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