第20話 国家中央情報局
文字数 341文字
国家中央情報局、局長のロバートはシャロンの記憶を消そうとしていた。国を愛するものとして国を守ることになると信じていた。
過去に<
二度と行き来できないようにパラレルワールドの接点は破壊しておく必要がある。
それがロバートの正義だ。
『始末できそうか?』
ロバートが尋ねる。
『ああ、友達が多いもので、ちょっと邪魔が入りそうでな。居所を突き止めている最中だ』
『早くしてくれ』
『わかっているって』
シャロンを消すことに失敗したときの為にテロの犯人に仕立て上げる。
ロバートは先手を打っておいた。
過去に<
向こうの世界
>に行って世界を変えようとした奴らがいたことが理解できない。結果シャロンは地球を救ったが、かかわった人間をすぐに始末しないといけない事案で最高機密であることには変わりない。二度と行き来できないようにパラレルワールドの接点は破壊しておく必要がある。
それがロバートの正義だ。
『始末できそうか?』
ロバートが尋ねる。
『ああ、友達が多いもので、ちょっと邪魔が入りそうでな。居所を突き止めている最中だ』
『早くしてくれ』
『わかっているって』
シャロンを消すことに失敗したときの為にテロの犯人に仕立て上げる。
ロバートは先手を打っておいた。