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喜びと悲しみの栞(舟木一夫の妻)
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第9話(紀子が衝撃の)
文字数 184文字
紀子が衝撃の知らせを受けたのはそれから4か月後だった。
忘れもしない昭和47年4月8日。
「紀子、大変よ!今、テレビのニュースで舟木さんが!」
母親が大慌てで紀子の部屋に駆け込んできた。
「自殺未遂だって!命に別状はないらしいけど旅館で倒れてたって!」
「えー!」
紀子は思わず大声で叫んだ。
母親は血相を変えている。
紀子は全身の血がすーっと引いていくのを覚えた。
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第10話(涙が)
喜びと悲しみの栞(舟木一夫の妻)
elvin浅田
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第1話(木枯らし)
第2話(白馬の騎士)
第3話(二日後)
第4話(一方の舟木)
第5話(紀子の両親)
第6話(夢のようなデート)
第7話(舟木は)
第8話(紀子は夢の)
第9話(紀子が衝撃の)
第10話(涙が)
第11話(東京の)
第12話(舟木さんは疲れて)
第13話(7月7日)
第14話(婚約発表)
第15話(京都のホテル)
第16話(紀子と両親)
第17話(それからしばらく)
第18話(舟木さんの父親)・・・以後は次回に続く
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