閑話 過去に利用していたサイトのいいところ
文字数 1,516文字
ノベルデイズに対して思うことってタイトルの作品で、この話はいいのか？
あくまで過去に利用していたというだけですし、詳細やサイト名などは当然出しません。それに既にそのサイトは閉鎖されているので、大丈夫ではないでしょうか。悪いところを主として話すわけではないですし、いざとなれば筆者が怒られるので。
……このサイトの運営と管理人が寛大であることを祈るばかりですね。
で、そのサイトのいいところってなんだ？
まずはそのサイトでコンテストが積極的に行われていた点ですね。これは頻度としてはノベルデイズより多いのではないでしょうか。
それはいいな。活気につながりそうだ。
そうですね。活気もありましたし、また、コンテストに応募するための条件も面白いものがあったんです。
応募するための条件が面白い？
そうなんですよ。その条件というのが、『他人の作品にコメントや感想を３つ以上残す』ことです。これが、活気というか交流の一端になっていたと思うんです。
それってつまり、コンテストに応募するための文字数やジャンルが条件を満たしていても、コメントを3つ以上残していなかったら条件を満たしてないから応募できないってことか？
そういうことになりますね。これは活気につながると同時に、必然的に意見交換も行われますし、作家のモチベーションにもつながります。コメントする側としても、普段コメントを残さない人でもコンテストに応募するために積極的にコメントをしなければなりませんし、つながりができやすい環境になるということですね。
確かにな。相乗効果というか、いいことずくめな気がするな。でも、同時にテキトーなコメントを残してもコメント判定になるんじゃないのか？ そうなったらなんだかよくなさそうな気もするが。
もうだいぶ昔の話なので記憶もおぼろげですが、確かコメントには文字数の下限が決められていたような気がするんですよね。それにそういったコメントには、作者側が報告したり、運営が目を光らせていたりしたはずです。……記憶違いでなければですが。
この手の話にはつきものですが、完全な対策というモノは難しいです。
まあ、話に出ているも対策でも運営が動いているんだから結構な規模なんだろうな。
そうですね。それに、なんの理由もないならともかく、コンテストの応募条件を満たす為にやっていたとしたら、運営にばれた時の心象はよくないでしょうからね。そういった事はあまりしないと思いますよ。
あまりよくないといわれる行為をするのは不利になるだけですからね。そして次によかったのは、そのサイトで開かれてるコンテストなどに応募して、希望する人には審査に関わった人からの書評が来ることです。
コンテストに応募すると、希望者に審査員から感想が来るのか。それはすごくいいんじゃないか？
そうです。すごくいいんです。私は利用したことがありませんけど、審査員からの直接の意見というのはなかなか聞けませんからね。
……。
……。
……なんですか。
なぜ利用しなかったのかなと。
多分、コンテスト用に書いてたけど間に合わなかったか、審査員に酷評されるのが怖くてビビッて希望しなかったのかなって。
……。私が利用しなかったのは、その時に出せる作品がちょうど違う賞に応募していたからです。残りの日数では私のペースだと間に合いませんし、ほかの作品はジャンル違いだったんですよ。
本当か？ ビビってたんじゃなくて？
そんなことはないです。たとえ酷評であってもそれは読んでくれたということですから。それに誰か氏らに読んでもらって酷評をもらうことはこういうことをしていればよくある話です。
まあそれはそうだな。感想をくれる時点で有難いもんな。
そういうことです。
