チャットノベルについて

文字数 931文字

前回までは一般小説のことを少し話しましたが、今回はチャットノベルについてです。
ノベルデイズの特徴でもあるやつだな。
そうです。私たちが今やり取りをしているこの形式ですね。キャラクターのアイコンなどを設定して、セリフでやり取りをしていくのが基本となります。
特徴の際にも触れましたし、前回も触れましたがこのチャットノベルというのはあまり他サイトでは見たことがありませんね。
しかし、一部の方にはなじみ深い可能性もあるのではないでしょうか?
この形式がなじみ深い人もいるのか?
二次創作SSを書いていた方や、台本形式だったりシナリオを描いている方はどちらかといえばこっちの方がなじみ深いかもしれませんね。
それはなんで慣れているんだ?
それは書き方が一般小説形式とはまた違うからです。
書き方の問題なのか。
そうです。シナリオや台本形式では地の文というのはほぼ無く、セリフがほとんどだからです。
シナリオ、台本、脚本のような書き方というのは、小説のように地の文で情景描写や心理描写等をするのではなく、そういった表現を減らして映像などに対する指示のような表現を使い、反対にセリフをメインとして書いていくのが特徴ではないでしょうか。
同じだと思っていたけど、違うんだな。
そうですね。目的が違いますから。小説は読者に読んでもらうのが目的ですが、シナリオなどの場合は字だけで全てを伝えるわけではなく、映像や音声などその他の要素もあることが前提になる場合が多いと思いますよ。
なるほどな。小説は基本的にそこで終わる前提だけど、シナリオとかはその後にまだ工程があるのか。
なので基本的な地の文というのは少なく、登場人物のセリフを文章に起こすことが多いので、チャットノベル向きのジャンルというか、創作方法だと思うのです。
そういえば特徴の時も台本形式などに挑戦したい方はって言ってたな。そういうことだったのか。
とはいえ、これは印象の話で私自身そちらの事をやってきた人間でもなければ生業としているわけでもありませんので、あくまで知り合いなどから聞いた話で思ったことでしかないのですが。
そもそも向いてなさそうだもんな。
……自覚はありますよ。一応。だから挑戦的に書いているんじゃないですか。
その成果が出るといいな。
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