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文字数 265文字




欲しいものを手に入れたくて
もがいてた昨日がまた消えた
何も残らない事は
わかっているけれど
孤独さえも僕の手から
こぼれ落ちて行くなんて
思いもしなかった
今日が何曜日かすら
わからなくなったあの日
僕はどこへ向かえば正解を
見つけ出せたのだろう
目印は遥か昔に
通り過ぎたあの場所から
つけるのさえやめてしまった
帰り道なんてもうどうでもいいと
前に進むしかないのだけど
砂漠と海のその狭間は
僕を飲み込もうと
ただ静かに待っている
そこに広がるモノに価値があるかは
まだわからないけど
全てを失ったその先でいつか
飲み込まれる前に見つけ出せるといいな
僕にとっての宝物を
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