27

文字数 378文字



隣で眠るのが当たり前だから
たまに隣にいないと
なんだか寂しい
寝言もイビキも何もかも
眠れないくらいの日もあるけど
気にならない方が多いのは
多分そんな雑音すら
日常になっているから
枕が変わると眠れないとか
あんまりないから
出先でも私はないから
好きな時間に眠りについて
好きな時間に起きてしまう
そんな時でもあなたは私を放置して
好きなことをしているから
心の何処かでは
2人で一緒にいなくても
あまり寂しくはないけれど
ただなんとなく
こうやって2人でいることが
日常すぎて
出掛けた先で何か買うのは
あなたも私も
互いの好物だったりする
思った以上に過ぎていった年月は
残酷に人の姿を変えていくから
白いものが増えた相手に
何も感じないけど
隣にいるのが何処か自然で
気を使わずに交わす言葉が
喧嘩もするけど心地いい
そこに恋とか愛とか
あるのかもしれないけど
隣に眠るだけただそれだけで
いい夢が見れる気がする
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み