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文字数 356文字


どんなに理不尽な扱いをされても
ここにいることしかできない
そんな街の中は何処かで
誰かを知らず知らずに傷つけながら
向けられた矛先交わしながら
今日もなんとか明日を迎えようとしてる
崖から落ちそうになりながらも
ギリギリで耐え忍ぶ誰かに
自分の一部を投影する
浅い考えに振り回されて綱渡りしてるけど
大切な何かだけは見落とさないように
見開く目も疲れちゃって
サングラスも目薬も足りなくなって
眠ることだけが楽しみになっている
何が良くて何が悪いのか
誰にも答えが見つからず
たまたま目にしたニュースさえも
疑心暗鬼で見つめるその先に
僕らの望む未来は見えるの
昇華できないほどに
溢れかえった声だけで街ができそうだ
僕の明日の楽しみだったものを
いつまで先送りすればいいの
答えを聞いた相手もまた
何処かで探し物している
終わりが見えないまま
笑顔を忘れたまま
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