７

座っているだけで絵になる2人の
間に入れるほど僕は強くない
ただこんな風に少し遠くで
見ているだけで今日はhappy
どんなことにも一番なんて
取れたことのない雑魚キャラ
彼女いない歴＝年齢とか言う
肩書きも今はそこら中にいて
珍しくもなんともない
子供の頃に言われてた
女の子っぽいねって言うセリフも
周りには自分からそれに
寄せてるやつも沢山いるから
何もかもが中途半端な存在
普通にもなれない
極めることもできない
そんな僕に一体どんな価値があるの
誰か教えてよ
そんな事大声で叫んでも
今は自分で考えろって
名も知らぬ誰かに叩かれる世界
自分から取りに行かなきゃ
何も変わらない世の中に
いつの間にかなっていたんだ
子供の頃にお父さんみたいに
コツコツとぐらいで生きていけると
言われ続けてたのに青天の霹靂さ
仲の良かったサークルの先輩が
やっとの思いで勝ち抜いて
手に入れた就職先をたった3日で
辞めて田舎へ帰っていく後ろ姿に
僕はどんな未来を重ねればいい
僕の上に広がる空も
誰かの上に広がる空も
同じはずなのに
どこに正解があるのかわからないよ
失敗してもいいんだよ
そんな歌が聞こえてきたコンビニで
毎日同じおにぎり買って
狭いアパートで見る夢くらい
憧れのあの人が出てくれたら
もう少しだけ踏ん張れるかもしれない
見えない明日を
生き抜くために
誰かの使った参考書片手に
中途半端より少しだけ背伸びしよう
今日は会えるかな