あとがき

文字数 791文字

 皆様、この度は馬鹿の戯言を読んで頂き有難うございました。一応、詩集という形で書いたものではありますが、今まで詩というものを書いたことはなく、見よう見まねで書いたものであって、果たして詩と呼ぶにはあまりにもお粗末な出来になってしまったのではないかと反省しております。

 ここに収録されている詩の数々は、ほぼ衝動的に書いたものです。最初の二編、『おなじ』と『嫌いな言葉』は明け方三時頃、急に思い立ったように寝床から跳ね起き、紙の上に書き殴るようにして出来上がったものです。自分でもなぜそのような半狂乱に陥ってしまったのか、納得がいく説明は出来ません。おそらく日々堪りに堪った鬱憤が抑えられなくなり、爆発してしまったのだと思います。本格的な冬が始まる前、新たな年が明ける前に、心の大掃除をしておきたかったのかもしれません。

 詩を書き始めておよそ二か月。なにやら生活していく上でも、心穏やかに過ごすことが多くなった気も致します。絵心はないけれども、自分の気持ちを紙の上にスケッチしていくようで、それは自分にとって、とても楽しい作業でした。NOVELDAYSに詩を投稿されている方々の中には、毎日一日一詩上げている方もおられるようで、本当に頭が下がる思いがします。

 私も見習って、毎日一日一詩を心がけたのですが、どうやら私の中の言葉の泉は枯れ果ててしまったようです(笑)。もう、なんにもでてこない。ようやく絞り出した言葉も、繋げてはみたもののまとまりを得ず、お互い絡み合って余計カオスな状態に。

 残念ではありますが、あまり執着するのも良くないと思い、今年詩を書くのはここまでと、筆を置くことにしました。また来年新たな気持ちで何か書くことが出来たらと思う次第であります。
 
 皆様、ここまでこんな馬鹿者の書いた不細工な詩を読んで頂き有難うございました。来年が皆様にとって良いお年になりますように。

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