称賛欲求、そして……
文字数 288文字
それは 空ろなものが手に入れたがるもの
それは 実体がありそうでないもの
それは 実体がなくて手に入れた気がしないもの
それは 手に入れた気がしなくて手に入れようと躍起になるもの
それは 躍起になって繰り返されるもの
それは 繰り返されて徒労に終わるもの
それは 徒労に終わって気づくもの
それは 空しいもの
それは 空しくなって気づくもの
それは 手を伸ばした先にはないと気づくもの
それは 後から勝手についてくるのだと気づくもの
それは 隆盛とともに大きくなるのだと気づくもの
それは 衰退とともに小さくなるのだと気づくもの
それは いずれ消えていくのだと気づくもの
それは 影法師のような儚いもの
それは 実体がありそうでないもの
それは 実体がなくて手に入れた気がしないもの
それは 手に入れた気がしなくて手に入れようと躍起になるもの
それは 躍起になって繰り返されるもの
それは 繰り返されて徒労に終わるもの
それは 徒労に終わって気づくもの
それは 空しいもの
それは 空しくなって気づくもの
それは 手を伸ばした先にはないと気づくもの
それは 後から勝手についてくるのだと気づくもの
それは 隆盛とともに大きくなるのだと気づくもの
それは 衰退とともに小さくなるのだと気づくもの
それは いずれ消えていくのだと気づくもの
それは 影法師のような儚いもの