第４話：田所寿一の株投資と就職
文字数 1,997文字
それを聞き日本郵船株、全株、成り行き売り注文を出した。すると日本郵船株を保有中に１.５倍分割をしていた。そのため、田所持っていた日本郵船株７万株が１０万５千株に増えていた。その結果、税引き後利益２８７０万円で残金が２９９５万円に増えた。やがて１９７３年が明けると巨人がプロ野球で９度目の優勝を達成した。
この年、オイルショックとなり日本の多くのスーパーで長蛇の行列が起きたりしてパニックになった。５月１５日、日本初の正式なコンビニエンスストア第１号店『セブン-イレブン』が東京都江東区豊洲に開店。７月２４日、北の湖が史上最年少「２１歳２か月」で第５５代横綱昇進した。８月３０日、三菱重工爆破事件が起きた。
「東アジア半日武将戦線・狼」の実行犯４人は、昼過ぎ三菱重工業東京本社ビル「現在の丸の内二丁目ビル」１階出入り口のフラワーポット脇に時限爆弾を仕掛けた。これは三菱重工業東京本社ビルと道を隔てて反対側にある三菱電機ビル「現在の丸の内仲通りビル」の両方を破壊する意図からであった。
１２時４２分頃、三菱重工ビルの電話交換手に「三菱重工前の道路に２個の時限式爆弾を仕掛けた、付近のものは直ちに避難するように、これは冗談ではない」旨の怪電話がかかってきた。直後の１２時４５分に時限爆弾が炸裂。この爆発の衝撃で１階部分が破壊され玄関ロビーは大破、建物内にいた社員が殺傷された。
さらに表通りにも多くのガラスの破片が降り注ぎ多数の通行人が巻き込まれ死傷。三菱重工業東京本社ビルの窓は９階まで全て割れ。道を隔てて反対側にある三菱電機ビルや丸ビルなど周囲のビルも窓ガラスが割れた。また、表の道路に停車していた車両も破壊され、街路樹の葉も吹き飛ばされた。
この爆風と飛び散ったガラス片等により三菱重工とは無関係な通行人を含む死者８人「即死５人、病院収容後に死亡３人」、負傷３７６人を数える戦後日本最悪の爆弾テロ事件となった。やがて１９７３年が明けると８月２０日、阪神の江夏豊投手が史上初の延長戦ノーヒットノーラン達成を達成した。
さらに、自らのサヨナラホームランを打ってさよなら勝利を勝ち取った。１０月２２日、巨人がプロ野球で９度目の優勝を達成し巨人の王貞治が三冠王を獲得した。この年、オイルショックとなり日本の多くのスーパーで長蛇の行列が起きたりしてパニックになった。１２月２４日の夕方、スーザンと田所が横浜駅で待ち合わせた。
その夕方、元町のレストランでクリスマスも祝いワインで乾杯した、その時、田所がスーザンに来年、初詣に行こうと誘った。すると了解してくれ、伊勢山皇大神宮へ元旦、行くことにした。１９７４年が明け、元旦、桜木町駅前で待ち合わせ、徒歩で１５分かけて伊勢山皇大神宮に到着した。
初詣の後、おみくじを引くと２人共、小吉と出て来年は良い事が起きるとスーザンに教えた。その日は、横浜中華街で昼食を食べて、別れた。５月１５日、日本初の正式なコンビニエンスストア第１号店『セブン・イレブン』が東京都江東区豊洲に開店した。１２月９日、田中金脈問題で田中角栄首相が辞任した。
１９７５年が明けると田所智次は、東京大学と立教大学経済学部を受験。東京大学が不合格となり立教大学に合格した。３月１０日、山陽新幹線の岡山駅～博多駅間が開業し東京から博多まで新幹線が開通。田所智次は、４月から池袋の立教大学経済学部部近くの学生マンションに入居。そこから徒歩で立教大学に通い始めた。
４月１５日、ローソン「当時のダイエーローソン」が設立された。５月１０日、ソニー、ベータマックスの家庭用ビデオテープレコーダ１号機、「ＳＬ－６３００」を新発売。１９７５年７月中旬に田所寿一は、三井銀行日本橋支店で就職を前提とした２週間の研修アルバイトに参加した。明治大学の先輩に情報をもらいながら仕事の手順を学んだ。
その後９月初旬に就職試験を受けて１週間後内定通知をもらった。１９７６年が明けると田所寿一は、正月休み実家に帰り父の田所源藏に株投資したので百万円貸して欲しいと告げた。それを聞いてどんな銘柄に投資するつもりかと聞かれ半導体関連株と答えた。
田所源藏は、それを聞いて驚いた。そして、稼いだら百万円、必ず返せよと告げるともちろんと答えた。その後、直ぐに入金してくれた。
その話を聞いていた次男の田所智次も俺にも貸して欲しいと言うと了解してくれた。しかし、株は、そんなに甘くないぞと告げると大学時代の仲間で情報をやりとりしていると答えた。
１９７６年１月３日の田所寿一は、Ｎ証券に証券口座を開き１００万円を入金した。そして１月５日の朝、証券会社から田所寿一に電話が入り東京精密の株価が４０円と安いと言われた、そこで２万株成り行き買い注文を出すと８０万円で買え残金が２０万円となった。この時、買えて良かったと田所寿一が喜んだ。
この年、オイルショックとなり日本の多くのスーパーで長蛇の行列が起きたりしてパニックになった。５月１５日、日本初の正式なコンビニエンスストア第１号店『セブン-イレブン』が東京都江東区豊洲に開店。７月２４日、北の湖が史上最年少「２１歳２か月」で第５５代横綱昇進した。８月３０日、三菱重工爆破事件が起きた。
「東アジア半日武将戦線・狼」の実行犯４人は、昼過ぎ三菱重工業東京本社ビル「現在の丸の内二丁目ビル」１階出入り口のフラワーポット脇に時限爆弾を仕掛けた。これは三菱重工業東京本社ビルと道を隔てて反対側にある三菱電機ビル「現在の丸の内仲通りビル」の両方を破壊する意図からであった。
１２時４２分頃、三菱重工ビルの電話交換手に「三菱重工前の道路に２個の時限式爆弾を仕掛けた、付近のものは直ちに避難するように、これは冗談ではない」旨の怪電話がかかってきた。直後の１２時４５分に時限爆弾が炸裂。この爆発の衝撃で１階部分が破壊され玄関ロビーは大破、建物内にいた社員が殺傷された。
さらに表通りにも多くのガラスの破片が降り注ぎ多数の通行人が巻き込まれ死傷。三菱重工業東京本社ビルの窓は９階まで全て割れ。道を隔てて反対側にある三菱電機ビルや丸ビルなど周囲のビルも窓ガラスが割れた。また、表の道路に停車していた車両も破壊され、街路樹の葉も吹き飛ばされた。
この爆風と飛び散ったガラス片等により三菱重工とは無関係な通行人を含む死者８人「即死５人、病院収容後に死亡３人」、負傷３７６人を数える戦後日本最悪の爆弾テロ事件となった。やがて１９７３年が明けると８月２０日、阪神の江夏豊投手が史上初の延長戦ノーヒットノーラン達成を達成した。
さらに、自らのサヨナラホームランを打ってさよなら勝利を勝ち取った。１０月２２日、巨人がプロ野球で９度目の優勝を達成し巨人の王貞治が三冠王を獲得した。この年、オイルショックとなり日本の多くのスーパーで長蛇の行列が起きたりしてパニックになった。１２月２４日の夕方、スーザンと田所が横浜駅で待ち合わせた。
その夕方、元町のレストランでクリスマスも祝いワインで乾杯した、その時、田所がスーザンに来年、初詣に行こうと誘った。すると了解してくれ、伊勢山皇大神宮へ元旦、行くことにした。１９７４年が明け、元旦、桜木町駅前で待ち合わせ、徒歩で１５分かけて伊勢山皇大神宮に到着した。
初詣の後、おみくじを引くと２人共、小吉と出て来年は良い事が起きるとスーザンに教えた。その日は、横浜中華街で昼食を食べて、別れた。５月１５日、日本初の正式なコンビニエンスストア第１号店『セブン・イレブン』が東京都江東区豊洲に開店した。１２月９日、田中金脈問題で田中角栄首相が辞任した。
１９７５年が明けると田所智次は、東京大学と立教大学経済学部を受験。東京大学が不合格となり立教大学に合格した。３月１０日、山陽新幹線の岡山駅～博多駅間が開業し東京から博多まで新幹線が開通。田所智次は、４月から池袋の立教大学経済学部部近くの学生マンションに入居。そこから徒歩で立教大学に通い始めた。
４月１５日、ローソン「当時のダイエーローソン」が設立された。５月１０日、ソニー、ベータマックスの家庭用ビデオテープレコーダ１号機、「ＳＬ－６３００」を新発売。１９７５年７月中旬に田所寿一は、三井銀行日本橋支店で就職を前提とした２週間の研修アルバイトに参加した。明治大学の先輩に情報をもらいながら仕事の手順を学んだ。
その後９月初旬に就職試験を受けて１週間後内定通知をもらった。１９７６年が明けると田所寿一は、正月休み実家に帰り父の田所源藏に株投資したので百万円貸して欲しいと告げた。それを聞いてどんな銘柄に投資するつもりかと聞かれ半導体関連株と答えた。
田所源藏は、それを聞いて驚いた。そして、稼いだら百万円、必ず返せよと告げるともちろんと答えた。その後、直ぐに入金してくれた。
その話を聞いていた次男の田所智次も俺にも貸して欲しいと言うと了解してくれた。しかし、株は、そんなに甘くないぞと告げると大学時代の仲間で情報をやりとりしていると答えた。
１９７６年１月３日の田所寿一は、Ｎ証券に証券口座を開き１００万円を入金した。そして１月５日の朝、証券会社から田所寿一に電話が入り東京精密の株価が４０円と安いと言われた、そこで２万株成り行き買い注文を出すと８０万円で買え残金が２０万円となった。この時、買えて良かったと田所寿一が喜んだ。
