第２５話「最終話」：悪い予感、戦争、地震、賄賂、超円安
文字数 2,087文字
家に戻ってきた田所寿一は、疲れ切った奥さんのスーザンにご苦労さんと言った。すると、スーザンが何か悪いことが起きる気がすると
暗い顔して告げた。このところ、私の両親が亡くなり疲れているんだよと言い、ゆっくり休んでくれと告げた。いや何か、嫌な胸騒ぎがすると怖い顔していった。
そこで、熱燗をつけてスーザンと田所寿一が飲んでから床に入った。その夜、スーザンが寝言で戦争が始まったわーと大きな声を上げた。それを聞いて大丈夫かとスーザンに言うと何か悪い予感がすると言うと泣きながら田所にすがりついた。これから運気が下がってくるわ！気をつけなくちゃと訴えた。
こうして、２月２２日となりロシアがウクライナ東部「ドンバス地方」の一部を占領後、親露派国家「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を一方的に承認すると言う事件が起こった。その結果を受け、日本政府の内閣総理大臣の岸田文雄は緊急会見を行った。
２３日、政府は、２国家関係者の査証発給停止及び資産凍結、２国家との輸出入禁止措置の導入、ロシア政府による新規ソブリン債の国内における発行及び流通の禁止などの制裁を課すと表明した。２月２５日、鈴木俊一財務大臣は、ロシア開発対外経済銀行「英語版」『ＶＥＢ』、プロムスビャジバンク「英語版」『ＰＳＢ』、ロシア銀行の３銀行を対象とした資産凍結を行うと発表。
ウクライナ、オデーサ州の港付近でロシア連邦軍の艦艇によって商船２隻が砲撃受けたことをウクライナ当局が明らかにした。そのうち１隻はパナマ船籍で日鮮海運系列の日興汽船が船主で登録している貨物船「ナムラ・クイーン」で被弾し損傷した。２月２６日、日本政府は、ロシアのウクライナ侵攻を「侵略」と認定した。
２月２７日、内閣総理大臣の岸田文雄は、ロシアの一部銀行を国際銀行間通信協会「ＳＷＩＦＴ」から排除する制裁に参加すると表明。また、先に表明した円借款１億米ドルに加えて緊急人道支援１億米ドルの実施を明らかにした。３月１１日、鶏卵業界大手「イセ食品」が、会社更生手続きに入ったと発表した。
グループ会社の「イセ株式会社」も同時に会社更生手続きに入った。３月１６日、２３時半過ぎ、福島県沖の深さ５７キロを震源とするマグニチュード７.４の地震が発生。宮城県や福島県で最大震度６強の揺れを観測。東北新幹線下りで白石市内を走行していた「やまびこ２２３号」のうち１６輛が脱線。乗員乗客７８人のうち３人が負傷。
東北新幹線は那須塩原駅-盛岡駅間で運転を見合わせ。このため、日本航空「ＪＡＬ」と全日本空輸「ＡＮＡ」は羽田空港と東北地方の各空港を結ぶ臨時便を運行した。２２日、盛岡駅～一ノ関駅間と郡山駅-那須塩原駅間の運転を再開した。４月２日、郡山駅-福島駅間の運転を再開。同月４日、一ノ関駅-仙台駅間の運転を再開。
同月１４日、仙台駅-福島駅間の運転が再開し、全線再開。２３日、消防庁は３人死亡、２４７人負傷と発表。経済産業省は、この地震の影響で火力発電所の計１１基が一時停止したと発表。この地震の影響で東北電力管内で最大約１４８１００戸、東京電力管内で最大約２０８５４３０戸が停電した。
７月８日、奈良県奈良市の近鉄、大和西大寺駅付近で安倍晋三元首相が第２６回参議院議員通常選挙に奈良県選挙区から出馬している自由民主党公認候補の応援演説中に背後から銃撃を受けた。狙撃した人物は殺人未遂罪で奈良県警察に現行犯逮捕された。安倍は心肺停止の状態で奈良県立医科大学附属病院に搬送され、５時３分に死亡した。
９月８日。安倍晋三、銃撃事件から浮上した問題を受け、自由民主党の茂木敏充幹事長は、党所属議員のうち世界平和統一家庭連合「旧統一教会」と何らかの関わりがあったのは１７９人であるとの調査結果を公表。９月１日、ニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで一時１米ドル・１４０円台に下落。２４年ぶりの円安水準を更新。
９月２４日、東京地検特捜部は、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の高橋治之に対し、大会のスポンサー契約をめぐって総額６９００万円の賄賂を提供したとしてＫＡＤＯＫＡＷＡ会長の角川歴彦を贈賄容疑で逮捕した。９月２２日、日本政府、日本銀行は、外国為替市場で１米ドル・１４５円台後半まで円安が進んだ。
この急激な円安受け１９９８年６月以来２４年３か月ぶりにドル売り円買いの市場介入へ。介入の直後、円相場は５円以上円高方向に動き、一時１米ドル・１４０円台前半となった。９月２７日、１４時から日本武道館で故安倍晋三国葬儀を催行。４１３８人が参列。政府は２１７の国と地域から首脳級・国家元首級４８人を含め７百人を超える来賓を迎えた。
この状況を見て、勘の鋭いスーザンが新型ウイルス、ロシアの戦争、ロシアの原油輸出禁止、世界的な不景気。日本では急激な円安、輸入物価の物価上昇など悪いことばかり、今後、さらに嫌なことが起こるのではないかとふさぎ込んでいた。その様子を見て田所寿一は苦しい時の神頼みではないが、教会の日曜礼拝で神にすがった！「完結」
暗い顔して告げた。このところ、私の両親が亡くなり疲れているんだよと言い、ゆっくり休んでくれと告げた。いや何か、嫌な胸騒ぎがすると怖い顔していった。
そこで、熱燗をつけてスーザンと田所寿一が飲んでから床に入った。その夜、スーザンが寝言で戦争が始まったわーと大きな声を上げた。それを聞いて大丈夫かとスーザンに言うと何か悪い予感がすると言うと泣きながら田所にすがりついた。これから運気が下がってくるわ！気をつけなくちゃと訴えた。
こうして、２月２２日となりロシアがウクライナ東部「ドンバス地方」の一部を占領後、親露派国家「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を一方的に承認すると言う事件が起こった。その結果を受け、日本政府の内閣総理大臣の岸田文雄は緊急会見を行った。
２３日、政府は、２国家関係者の査証発給停止及び資産凍結、２国家との輸出入禁止措置の導入、ロシア政府による新規ソブリン債の国内における発行及び流通の禁止などの制裁を課すと表明した。２月２５日、鈴木俊一財務大臣は、ロシア開発対外経済銀行「英語版」『ＶＥＢ』、プロムスビャジバンク「英語版」『ＰＳＢ』、ロシア銀行の３銀行を対象とした資産凍結を行うと発表。
ウクライナ、オデーサ州の港付近でロシア連邦軍の艦艇によって商船２隻が砲撃受けたことをウクライナ当局が明らかにした。そのうち１隻はパナマ船籍で日鮮海運系列の日興汽船が船主で登録している貨物船「ナムラ・クイーン」で被弾し損傷した。２月２６日、日本政府は、ロシアのウクライナ侵攻を「侵略」と認定した。
２月２７日、内閣総理大臣の岸田文雄は、ロシアの一部銀行を国際銀行間通信協会「ＳＷＩＦＴ」から排除する制裁に参加すると表明。また、先に表明した円借款１億米ドルに加えて緊急人道支援１億米ドルの実施を明らかにした。３月１１日、鶏卵業界大手「イセ食品」が、会社更生手続きに入ったと発表した。
グループ会社の「イセ株式会社」も同時に会社更生手続きに入った。３月１６日、２３時半過ぎ、福島県沖の深さ５７キロを震源とするマグニチュード７.４の地震が発生。宮城県や福島県で最大震度６強の揺れを観測。東北新幹線下りで白石市内を走行していた「やまびこ２２３号」のうち１６輛が脱線。乗員乗客７８人のうち３人が負傷。
東北新幹線は那須塩原駅-盛岡駅間で運転を見合わせ。このため、日本航空「ＪＡＬ」と全日本空輸「ＡＮＡ」は羽田空港と東北地方の各空港を結ぶ臨時便を運行した。２２日、盛岡駅～一ノ関駅間と郡山駅-那須塩原駅間の運転を再開した。４月２日、郡山駅-福島駅間の運転を再開。同月４日、一ノ関駅-仙台駅間の運転を再開。
同月１４日、仙台駅-福島駅間の運転が再開し、全線再開。２３日、消防庁は３人死亡、２４７人負傷と発表。経済産業省は、この地震の影響で火力発電所の計１１基が一時停止したと発表。この地震の影響で東北電力管内で最大約１４８１００戸、東京電力管内で最大約２０８５４３０戸が停電した。
７月８日、奈良県奈良市の近鉄、大和西大寺駅付近で安倍晋三元首相が第２６回参議院議員通常選挙に奈良県選挙区から出馬している自由民主党公認候補の応援演説中に背後から銃撃を受けた。狙撃した人物は殺人未遂罪で奈良県警察に現行犯逮捕された。安倍は心肺停止の状態で奈良県立医科大学附属病院に搬送され、５時３分に死亡した。
９月８日。安倍晋三、銃撃事件から浮上した問題を受け、自由民主党の茂木敏充幹事長は、党所属議員のうち世界平和統一家庭連合「旧統一教会」と何らかの関わりがあったのは１７９人であるとの調査結果を公表。９月１日、ニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで一時１米ドル・１４０円台に下落。２４年ぶりの円安水準を更新。
９月２４日、東京地検特捜部は、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の高橋治之に対し、大会のスポンサー契約をめぐって総額６９００万円の賄賂を提供したとしてＫＡＤＯＫＡＷＡ会長の角川歴彦を贈賄容疑で逮捕した。９月２２日、日本政府、日本銀行は、外国為替市場で１米ドル・１４５円台後半まで円安が進んだ。
この急激な円安受け１９９８年６月以来２４年３か月ぶりにドル売り円買いの市場介入へ。介入の直後、円相場は５円以上円高方向に動き、一時１米ドル・１４０円台前半となった。９月２７日、１４時から日本武道館で故安倍晋三国葬儀を催行。４１３８人が参列。政府は２１７の国と地域から首脳級・国家元首級４８人を含め７百人を超える来賓を迎えた。
この状況を見て、勘の鋭いスーザンが新型ウイルス、ロシアの戦争、ロシアの原油輸出禁止、世界的な不景気。日本では急激な円安、輸入物価の物価上昇など悪いことばかり、今後、さらに嫌なことが起こるのではないかとふさぎ込んでいた。その様子を見て田所寿一は苦しい時の神頼みではないが、教会の日曜礼拝で神にすがった！「完結」
