第18話 漆黒のイバラ姫
文字数 866文字
クロウネの首についたチョーカーは装着者がある特定の言葉を話すと即座に首を締め上げて口封じをするために作られていた魔道具だったの。
もちろん彼女はこの魔道具の正体について何も知らされてなかったわ。
「日太刀王が口封じのために装着させていたんだわ。許せない!!!」
私は、クロウネが持っていた荷物の中に残っていたメモを読んで、日太刀王ことバラキの魔道獣の本当の能力を知ったの。
メモの中には、バラキが密かに特殊な魔力を魔力塔から送信して国民を支配する計画を推し進めているらしいことも書いてあったわ。
私はクロウネのために、あえてイバラ姫になりきることにした。
彼女のために、漆黒のドレスを身につけた。
バラキを倒す武器として、私は鞭を選んだ。
だから、私はあの好きな形に変化出来る魔道獣を無数の黒い茨の鞭に変化させた。
この鞭は私の意思で自由に動かせるの。
そして、私の魔力で黒く色を変えた仮面とネコ耳の魔道具をつけて、全身黒ずくめの私は、王宮の正面から侵入したの。
普段の私ならこんなことは絶対しないんだけど、この時の私は怒りに任せて行動していたからあえて正面から突っ込んだのよ。
すぐに警備兵たちが私を取り囲んできたわ。
「邪魔よ!!!」
私は、斬りかかろうとした兵士たちを、たくさんの茨の鞭で動けなくなるまで叩きつけてやった。
そしたら、残りの兵士は怯えて何もしてこなくなったわ。
私の前に出てきて、私に刃を向けたってことは、逆に私に倒されても構わないって覚悟があるってことだろうから、私も遠慮はしなかった。
そのまま私は王のいる玉座の間までノンストップで駆け抜けた。
日太刀王ことバラキは、王座に座って笑っていたの。
身体がかなり侵食されていて、パッと見た感じでも魔道獣の寄生がかなり進んでいるのがわかる感じだったわ。
「それは、イバラ姫のコスプレをしているのか?ククッ、これは傑作だなあ」
私は怒りが頂点に達していたから何も答えなかったわ。
「まあいい小娘。イバラ姫として、俺を楽しませてくれ。すぐに壊れてがっかりさせるなよ!!!」
もちろん彼女はこの魔道具の正体について何も知らされてなかったわ。
「日太刀王が口封じのために装着させていたんだわ。許せない!!!」
私は、クロウネが持っていた荷物の中に残っていたメモを読んで、日太刀王ことバラキの魔道獣の本当の能力を知ったの。
メモの中には、バラキが密かに特殊な魔力を魔力塔から送信して国民を支配する計画を推し進めているらしいことも書いてあったわ。
私はクロウネのために、あえてイバラ姫になりきることにした。
彼女のために、漆黒のドレスを身につけた。
バラキを倒す武器として、私は鞭を選んだ。
だから、私はあの好きな形に変化出来る魔道獣を無数の黒い茨の鞭に変化させた。
この鞭は私の意思で自由に動かせるの。
そして、私の魔力で黒く色を変えた仮面とネコ耳の魔道具をつけて、全身黒ずくめの私は、王宮の正面から侵入したの。
普段の私ならこんなことは絶対しないんだけど、この時の私は怒りに任せて行動していたからあえて正面から突っ込んだのよ。
すぐに警備兵たちが私を取り囲んできたわ。
「邪魔よ!!!」
私は、斬りかかろうとした兵士たちを、たくさんの茨の鞭で動けなくなるまで叩きつけてやった。
そしたら、残りの兵士は怯えて何もしてこなくなったわ。
私の前に出てきて、私に刃を向けたってことは、逆に私に倒されても構わないって覚悟があるってことだろうから、私も遠慮はしなかった。
そのまま私は王のいる玉座の間までノンストップで駆け抜けた。
日太刀王ことバラキは、王座に座って笑っていたの。
身体がかなり侵食されていて、パッと見た感じでも魔道獣の寄生がかなり進んでいるのがわかる感じだったわ。
「それは、イバラ姫のコスプレをしているのか?ククッ、これは傑作だなあ」
私は怒りが頂点に達していたから何も答えなかったわ。
「まあいい小娘。イバラ姫として、俺を楽しませてくれ。すぐに壊れてがっかりさせるなよ!!!」