狙撃ドローン

「　満足した？　」

「　ああそうだな。気持ちいいぞ　」

月葉が寝そべって可能はその鍛えられてはいる腰へ乗っかている。

部屋には暖房は入れられ可能がそのタンクトップ上から肩から首を揉んでいて。

彼女が靴は脱いだ上に薄紅色の足首上でカッティングし裾上げられたジーンズ姿に大きい瞳が特徴の猫が胸に小さくポイントされている白のYシャツは手首ひじまでまくり上げられている。

太ももがムチっと腰に押し込まれる。

「　月葉、肩が凝っているのねぇ。これはあたしに肩揉み頼むはずだ　」

「　ついでに前も揉め　」

「　何？　」

「　勃起した　」

「　ヤダッ　」

それでも腰の上からどかず。

「　うふふふ　」

なぜか可能は可愛く微笑む

「　いいわよ、その代わり、、、、、、よ　」


上空宇宙空間

上空のグローバルワールドサテライトの民間衛星からその姿がマイクロ波で監視されビッグデータの中へ別プログラムが走っている。そのプログラムは沙　可能へＡＩが用意されている今では軍事ＡＩより強力だ。

今のすでにシンギュラリティ（　技術的特異点　）世界には自動的にＡＩアバターが作られそれらは可能の行動原理から心理パターンから。

沙　可能の食っている食べ物はショピング可能用ＡＩが選びそれでも見ているモニターに写って動いている画像の人間たちをチョイスしているものはそれも画像可能用ＡＩそのもので今まで可能はいまだ支援されていたが。

その全世界配布ＡＩに別プログラムが紛れようとしていて

「　―　ギルのＡＩプログラム。『　スリー　』の中に紛れているさらにあたしの人工頭脳コピーか　―　」

それでも沙　可能の頬は真っ赤がかり。

再び

「　その代わりいますぐに、、、よ　」

「　ああぁ本気かぁ？　」

言うかの間に月葉に可能は飛びつき胸を押し当てた。



「　可能（　メイ　）大丈夫か？　」

鋭い目だった可能に。

裸ではあった両者が危機感を感じる程の物音を聞いたような、月葉はいきなり頭が左へ弾け脳と共に壁へ血をぶちまける。

同時に今では空中に浮かぶ狙撃ドローンは殺気を出さずその上、呼吸をしないしエネルギー源は太陽光パネルとそこから取っている蓄電電池で。

その上狙撃能力はすべての戦場において１００％の確率で撃ち抜いていた。

可能が言う。

「　ごめんなさい、、、　」

可能はこの狙撃プログラムは事前に察知し分かっていたが打つ手段が考え付かなかったしイヤ無かった。

この狙撃が彼の死ぬ運命だと思ってもいた。

―　だから最後にせめてと、だけど　―

裸で頭の無い男を抱きしめ。

嘔吐する。

その上で再び泣いた「　うぅぅ　」

なぜか可能には狙撃されない。

さらに大きく泣き咽ぶ。