思考

帝王ビルには可能の姿は無かった。


ふわりと可能が空にただ浮かんだまま

海上、太平洋公海上

―　ここは？そうか、空中の中で居たいと願ったんだっけ　―

何もない

ただ見える中には上に見える雲が早い速度で移動してゆく

その5キロメートルあった巨大な雲の形を変えて見る。

その積乱雲は千切れたと思うとさらに巨大化させる中で可能もその膨らむ雲に包まれる。

形では可能の朱色の手首で膨らんでる袖に上下ワンピースは膝まであり靴は履いてはいないその上で寝転がるように空で雲を見ていた

「　そうかこの地球で　」　―　一人切りで鬼も霊も扱う存在なのをさらに　　　　こえて空間の物質を錬金　　　　できるんだ　―

自分の着ていた洋服を瞬きと共に瞬間へ中国の民族衣装の漢服にいわゆる宮廷風へ変える。

この地球でたったひとりの人間のようであり、ありとあらゆる人間との関係を断った状態な事を思い出して涙が溢れこんでくる。

女性であるし人間を必要とする、それ以上に孤独へ陥るほど超能力を持つものとして能力は高過ぎた。




歴史は変わろうとしている。紫乃　音は常に切り替わっていくDIA（　ペンタゴン　）の建物の中で巨大な地球を模した10メートルある球体は回転しながら隣の壁面はさらに大きく世界各国においてピックアップした人間の思考を文章で表された物に目を通している。


数名の男女がPC画面に向かいキーボードへ向かう。

日本大学の中

法整備研究室と書かれてはいたが。

「　ふーん、そうか。すべてPCプログラム上で日本の法整備ですら処理しつくされたプログラムの決定項のあとに何が起きてるか決定された理由過程を研究する部門があるのか　」

その中での相手の実際のパソコンを目の前にしている5名の人間の肩書は日本の国家官僚ではあった。

世界中の重要な人物の思考は文章にテキストデータにされ別の全く何も無いカリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがるモハーヴェ砂漠の全く一から開拓した別の場所で衛星のデータは解析された。

紫乃と周囲の将校の人物と

「　あなた達の喉から欲しがっている見たい光景の情報を見せてあげる　」

を言われ。

ブロックの別にある部屋へ連れてこられた将校たちが質問をしてゆく

「　最近のニュースで報じられているアリゾナバビロンビル内にすでに都市に構築されてる中で行われる中継か？　」

紫乃の背後にさらに日本へサイバー収集を行うロシア、インテリジェンス機関SVRの人物から対日本情報がテキストで壁面に流れる。それはあくまで表示であって各情報はアリゾナバビロンビルと周囲のビル群の内部で総合処理はされてはいた。