第５話：千葉末吉と仁美さんとの交際
文字数 2,031文字
土日の休みはなく、月曜の定休日が、唯一の休みの日だった。１９９５年６月１５日の朝８時過ぎ、証券会社の担当者から千葉末吉に電話が入った。その電話で任天堂株の気配値が４５００円と安いから買いと言われた。そこで、２００株成り行き買い注文を出すと９０万円で買え残金が１０万円となった。その後も忙しく牧場での改善点を考え少しずつ実行していった。こうしているうちに１９９６年が明けた。
１９９６年１月１１日、村山富市首相が辞任し橋本龍太郎が総理大臣に就任。自民党議員が３年ぶりに首相となったが自社さ連立は継続した。この頃、牧場のオーナー殿村賢造さんの次女、殿村仁美さんを忙しく働いている千葉末吉の秘書としてつけてくれた。これにより現場での意見、要望が頻繁に千葉末吉に耳に入るようになった。その後、殿村仁美さんは、精力的に働く千葉末吉の姿を見て好意を持った。
７月１３日、大阪府堺市で腸管出血性大腸菌Ｏ１５７による集団食中毒である堺市学童集団下痢症が発生。学校給食が原因で患者数９５２３名、学童３名が死亡。厚生省は７月３１日、伝染病に指定した。そして夏には、殿村仁美さん車で九十九里に海水浴に出かけた。その時に千葉末吉の実家に立ち寄り両親に今、勤めてる成田Ｙ牧場のオーナーの娘さんの殿村仁美を紹介した。こうして、１９９７年を迎えた。
「２月１日、殿村仁美さんが千葉にスキーした事ありますかと聞かれ、ないと答えた」
「面白いわよと言い、一度、行ってみましょうと誘われついて行くことにした」
「２月３日、早朝４時に殿村仁美さんの車に同乗させてもらいで成田を出発した」
「途中、関越高速のＩＣで朝食を食べ９時、尾瀬片品高原スキー場近くの民宿に到着」
「一休みして、１０時にはスキーのセットを借りた」
「これからスキーでの怪我予防のため、屈伸運動を念入りした」
その後、スキーの付け方を殿村仁美さんが千葉末吉に教えた。こうして、一番下の初心者ゲレンデで怪我しない転び方や斜滑降、直滑降、プルークボーゲンまで教えた。そして、初心者用ゲレンデで練習し終わると昼食時になりスキー場のレストランで昼食を食べた。
３０分ほどして再びスキーの練習を開始し、運動神経の良い千葉末吉は、ボーゲンをマスターした。それを確認し、初級コースへ行こうと告げた。そして、殿村仁美さんが２人分のリフト券を購入して千葉末吉に渡した。リフトの乗りかた、降り方を教えて、すぐにリフトに乗り初心者コースへ移動した。仁美さんが、下で待ってるから、ゆっくりでも構わないので、ボーゲンで滑り降りてと指示した。
その話が終わると仁美さんは直滑降でスピードを上げて彼にパラレルターンをして過ぎにリフトの乗り口まで一気に滑り降りた。その後、仁美さんが千葉さん、ゆっくりで良いから降りてきてと大声で言った。千葉は、リズムを保つようにして斜滑降で滑り、しばらくすると、開脚して体重移動をして曲がり、再び斜滑降で慎重に滑り降りてきた。一度も転ばないのを見て、運動神経良いわねと仁美さんが千葉を褒めた。
その後、数回、同じ事をした後、千葉が、パラレルの滑り方を教えて言われ体重移動の話を説明した。その体重移動をして既にボーゲンになっていた。同じ要領よと言われ、斜滑降から体重移動をしてパラレルターンに挑戦した。しかし、最初は、スピードが怖くて何回も転んだ。そのうち要領がわかってくると転ばずにできるようになった。日が陰り始めた１５時頃、中級ゲレンデに仁美さんが千葉を誘って上がった。
初級者コースに比べ斜度がきつく千葉も少しびびったが、彼女に負けたくないとの気持ちで何回か転んだが、上手に滑れるようになった。それを見て運動神経良いわねと彼女が言った。こうして日が暮れて、今夜のスキー民宿に戻った。その後、尾瀬片品の温泉に入り熱燗を飲んで今日のドライブ、スキーについて仁美さんが語り出した。その後も話し続けていると千葉の寝息が聞こえて眠りについた。
翌朝、朝食の時、今日は、昼頃までには、スキー場を出ましょうと言い、２人は、ゲレンデに出た。今日も準備運動をして採捕から中級コースに上がり、パラレルターンの練習をした。こうして１時間ほどして仁美さんが上級コースに行ってみるかと千葉に聞いた。すると行ってみたいというので、上級コースに行くと斜度がきつくなっていた。そのため、無理しないで斜滑降で斜面の反対側でまで行ってからターンしましょうと言われた。
また、スピードに負けない感じを掴みましょうと彼女が言った。その様に千葉もやってみるとスピードが以前よりも怖くなくなった。この時、スピードが出すぎると思ったら少しジャンプしてスキーを浮かせてターンしてから沈み込んで見ると直ぐ止まれると教えられた。実際にやってみると最後のターンが以前よりも楽にできたので簡単に止まれる様になった。こうして汗をふきながら２時間半位して少し疲れてきたから帰りましょうと言われた。
１９９６年１月１１日、村山富市首相が辞任し橋本龍太郎が総理大臣に就任。自民党議員が３年ぶりに首相となったが自社さ連立は継続した。この頃、牧場のオーナー殿村賢造さんの次女、殿村仁美さんを忙しく働いている千葉末吉の秘書としてつけてくれた。これにより現場での意見、要望が頻繁に千葉末吉に耳に入るようになった。その後、殿村仁美さんは、精力的に働く千葉末吉の姿を見て好意を持った。
７月１３日、大阪府堺市で腸管出血性大腸菌Ｏ１５７による集団食中毒である堺市学童集団下痢症が発生。学校給食が原因で患者数９５２３名、学童３名が死亡。厚生省は７月３１日、伝染病に指定した。そして夏には、殿村仁美さん車で九十九里に海水浴に出かけた。その時に千葉末吉の実家に立ち寄り両親に今、勤めてる成田Ｙ牧場のオーナーの娘さんの殿村仁美を紹介した。こうして、１９９７年を迎えた。
「２月１日、殿村仁美さんが千葉にスキーした事ありますかと聞かれ、ないと答えた」
「面白いわよと言い、一度、行ってみましょうと誘われついて行くことにした」
「２月３日、早朝４時に殿村仁美さんの車に同乗させてもらいで成田を出発した」
「途中、関越高速のＩＣで朝食を食べ９時、尾瀬片品高原スキー場近くの民宿に到着」
「一休みして、１０時にはスキーのセットを借りた」
「これからスキーでの怪我予防のため、屈伸運動を念入りした」
その後、スキーの付け方を殿村仁美さんが千葉末吉に教えた。こうして、一番下の初心者ゲレンデで怪我しない転び方や斜滑降、直滑降、プルークボーゲンまで教えた。そして、初心者用ゲレンデで練習し終わると昼食時になりスキー場のレストランで昼食を食べた。
３０分ほどして再びスキーの練習を開始し、運動神経の良い千葉末吉は、ボーゲンをマスターした。それを確認し、初級コースへ行こうと告げた。そして、殿村仁美さんが２人分のリフト券を購入して千葉末吉に渡した。リフトの乗りかた、降り方を教えて、すぐにリフトに乗り初心者コースへ移動した。仁美さんが、下で待ってるから、ゆっくりでも構わないので、ボーゲンで滑り降りてと指示した。
その話が終わると仁美さんは直滑降でスピードを上げて彼にパラレルターンをして過ぎにリフトの乗り口まで一気に滑り降りた。その後、仁美さんが千葉さん、ゆっくりで良いから降りてきてと大声で言った。千葉は、リズムを保つようにして斜滑降で滑り、しばらくすると、開脚して体重移動をして曲がり、再び斜滑降で慎重に滑り降りてきた。一度も転ばないのを見て、運動神経良いわねと仁美さんが千葉を褒めた。
その後、数回、同じ事をした後、千葉が、パラレルの滑り方を教えて言われ体重移動の話を説明した。その体重移動をして既にボーゲンになっていた。同じ要領よと言われ、斜滑降から体重移動をしてパラレルターンに挑戦した。しかし、最初は、スピードが怖くて何回も転んだ。そのうち要領がわかってくると転ばずにできるようになった。日が陰り始めた１５時頃、中級ゲレンデに仁美さんが千葉を誘って上がった。
初級者コースに比べ斜度がきつく千葉も少しびびったが、彼女に負けたくないとの気持ちで何回か転んだが、上手に滑れるようになった。それを見て運動神経良いわねと彼女が言った。こうして日が暮れて、今夜のスキー民宿に戻った。その後、尾瀬片品の温泉に入り熱燗を飲んで今日のドライブ、スキーについて仁美さんが語り出した。その後も話し続けていると千葉の寝息が聞こえて眠りについた。
翌朝、朝食の時、今日は、昼頃までには、スキー場を出ましょうと言い、２人は、ゲレンデに出た。今日も準備運動をして採捕から中級コースに上がり、パラレルターンの練習をした。こうして１時間ほどして仁美さんが上級コースに行ってみるかと千葉に聞いた。すると行ってみたいというので、上級コースに行くと斜度がきつくなっていた。そのため、無理しないで斜滑降で斜面の反対側でまで行ってからターンしましょうと言われた。
また、スピードに負けない感じを掴みましょうと彼女が言った。その様に千葉もやってみるとスピードが以前よりも怖くなくなった。この時、スピードが出すぎると思ったら少しジャンプしてスキーを浮かせてターンしてから沈み込んで見ると直ぐ止まれると教えられた。実際にやってみると最後のターンが以前よりも楽にできたので簡単に止まれる様になった。こうして汗をふきながら２時間半位して少し疲れてきたから帰りましょうと言われた。
