アールグレイの辞書

作者 ろっべ

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昔日本の桜に魅せられて、洋館を建てたアール・グレイという英国人の言語学者がいました。彼は洋館の中にアールグレイの辞書を置いて、何十年もの後、アールグレイの洋館は、いろんな職業の人が住む合唱団の宿舎になりました。彼らが歌った歌と、洋館を満たしたアールグレイの「空気」について書きます。
スヴェンとイヴァンの『フィールドキッチン』と一部被りますが、スヴェンがミルトラント国(フィンランド)、イヴァンがベナヤ国(ロシア)と名前に異同がありますが、敵国同士で戦争中出会ったというのは同じです。
聡《さとる》と潮見も、日本の研究所からドイツ本社研究所に異動するという別の話がありますが、ここでは聡は製薬会社の元研究員で、今は完全在宅でプログラミングをやっており、潮見は同じ製薬会社でまだ働いているという設定になっています。別の小説サイトからコピペしたので、おかしなところがあるかも知れません。追々直します。
合唱団としては近場のショッピングセンターと老人ホームでコンサートをし、その後、京都でコンサートをやって、話は一応そこで終わります。