階段上の姫君
庄司夏生(しょうじ・なつき)は、綾部家で働く使用人。
他界した両親が残した借金を返済するため、幼い頃から屋敷で働いてきた。
屋敷の主人からは、一階へ下りることを禁じられている。
だから夏生にとって、屋敷の二階が世界の全てだった。
冬のある日、主人の一人息子が婚約者を連れてくる。
白い肌に、長い長い紅茶色の髪。
童話に出てくる姫君のような女性に、夏生は仕えることになる。
淡雪のような初恋と、すべてが変わる四日間。
※見ようによっては同性愛っぽい表現がありますが、最終的に踏みとどまります。
書影画像:AreaE(http://areae.xxxxxxxx.jp/index.htm)※加工済
目次
完結 全17話
2021年07月27日 19:49 更新
- プロローグ:庄司夏生の身の上話2021年07月15日
- 一日目:王子様の依頼2021年07月15日
- 一日目:紅茶色の姫君2021年07月15日
- 一日目:熱い頬とレアチーズケーキ2021年07月15日
- 二日目:使用人の朝2021年07月17日
- 二日目:王子様と姫君2021年07月17日
- 二日目:姫君と使用人2021年07月27日
- 三日目:突撃お前の朝ごはん2021年07月22日
- 三日目:使用人の秘密2021年07月22日
- 三日目:使用人の不満2021年07月22日
- 三日目:王子様の詰問2021年07月23日
- 四日目:使用人の夢2021年07月24日
- 四日目:魔女の行末2021年07月24日
- 四日目:王子様の秘密会議2021年07月24日
- 四日目:世界の終わりは突然に2021年07月24日
- 四日目:階段上の2021年07月25日
- エピローグ:恋に下りていく2021年07月25日
登場人物
庄司 夏生(しょうじ・なつき)
23歳 使用人
主人公。幼少時に他界した両親の借金を背負い、綾部家に引き取られた。
屋敷の主人から、「他人に身の上を話すこと」「屋敷の一階へ下りること」を禁止されている。
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