予感  水沢せり

文字数 451文字

おばあちゃんは、本物だ!


 興味深く拝読しました。


 子供の頃にあったの「無敵」感。あれは本当に不思議です。もちろん迷子になると不安から泣いてしまう子も大勢いますが、どちらかというと自分も迷子になったらこの作品の主人公のようにさてどうしよう、どうにかせねばと子供ながらに考えて最善の道を選……んだはずがあとで大人から「迷子になったらじっとしてなさい!!!」……なんて、こっぴどく叱られたものでした。


 今ではあの無敵感が迷子です。今こそ必要なのに。


 押し売りなシーン、彼じゃないけど読みながら笑ってしまいました。おかしい。(そして、微笑ましい)。

 子供ながらのあるあるだと感じます。


 そしてこの物語の続く先には、おばあさんの超能力に助けられる日があるのかもしれません。そんな予感がします。

 ほっと和める素敵なお話でした。

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