教えて! サバトさん アストラ芦魔
文字数 1,464文字
佐谷サバトは、大手出版社のNo.1営業マンである!しかし、その正体は人間に扮した悪魔だったのだ!!人間の欲を知り尽くした彼の手にかかれば、売れない商品はない!
愚かなるサラリーマン達よ…悪魔の営業力を見るがいい――!!出版不況をブチ破る、2019年大注目のギャグコミック!
愚かなるサラリーマン達よ…悪魔の営業力を見るがいい――!!出版不況をブチ破る、2019年大注目のギャグコミック!
(「マンガPark」より)
ギャグって難しいね。
……まあ、そもそもギャグとコメディーの違いもぼくにはわかっていないんだけどさ。
で、その違いは?
……!!!!
あの……ぼくには、いいわけか?
…………。
ITリテラシーが叫ばれて久しいこの時代に、まだそのレベルか、という人は確かにいる。特に若者が驚きのレベルだと義務教育の敗北をひしと感じてしまうよね。
その言葉を使いがちの人は単にマウントを取りたいだけなんだと思うよ。
愛すべき愚かな種族と思いたまえよ。
まあ、それはともあれ、今回の漫画。
難しいよね、ギャグって。
ハマるかハマらないかは作品の質とはまた違う次元で、受け取る側の感受性だったりするからねえ。
一部の男子には受けそうには思ったんだよ。この手の悪ノリな冗談を言って自分で笑っている子とか、小学校にいた。
…………。(遠い目)
人間の欲望を知り尽くしたからこそ書籍の売り方がわかっている悪魔。……なるほどね、と、この設定には感心したなあ。
「エロ」も「下ネタ」もぼくだって好物なんだけど、これは性癖との兼ね合いがあるから全ストライクを目指すのは難しいと思うんだよ。10人いれば10通りのストライクゾーンが広がっているのが性欲の世界だからね。
でもまあ確かに、「欲」をそこに絞ってしまったのでぼくのゾーンからは外れてしまった、というのは正直な感想。
そ、それはまたスケール大きいね……。もう少しちんまりと三大欲求あたりから攻めてあげてよ。
「食欲」「睡眠欲」「性欲」……。
「死にたくない」って、確かになあ……。
すごいな! 会いに行ける某アイドルのコンセプトをパクったとしか思えない。