桐ノ匣
1話、1ページ完結の、短いお話を書いていく予定です。
ジャンルはたぶん無節操になるかと思います。
ファンレター
『これは呪いか祝福か』
キッチンに立ったまま、最後まで読み切ってしまいました。 すごい…。すごいです。 語彙が貧弱でなんと表現していいのかわかりません。 ただ、「ぼく」の気持ちがわかる…。 そしてこの余韻が深く強く気持ちいいです。 圧巻という表現があっているのか… ありがとうございました。
天狼星
素敵なお話……。 読み始めた時は不穏な展開になるのだろうか…それとも……と、ビクビクしながら読みました。 そこから物語がどんどん進み、それでも私は もしかして実はこの人は… などと訝しみながら読んでいました。 そして読み終えて、こんな捻くれた自分を反省しました。 とても美しく、まっすぐで澄んだ物語でした。 グッときました。 ありがとうございます。 野暮な質問かもしれませんが、桐乃さんの実話ですか…?
『約束』
しんと透明に研ぎ澄まされた物語の世界に誘われて……。 出先だったのですが、そのまま(人の邪魔にならないように端に寄って)立ったまま最後まで読んでいました。 『神話』を読ませていただいたような気持ちになりました。 人の思いと自然が寄り添って、でも、もたれ合わずに大切なものを守るために凛と立って……。 静かだけど力強く、最後、諦めを掬い取って押し出す大きなやさしさに「生きていく」ということの希望とはかなさを感じました。 繊細な織物のような作品、何度も読ませていただきたいです。
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