第17話

文字数 313文字

「よし。帰るか」
「そうですね」

ちなみに、隻腕の男は気づいたらいなくなってやがった。

「は?お前ら全員撃ち殺すぞ。この銃本物だからーーー

その瞬間、ビリーはその場に倒れた。ぐっすり眠るわけだ。文字通り、奴は睡眠剤で眠らされてる。俺が、ビリーと別れる瞬間に渡したサボテンでな。もともと、俺は誰も信用してないってことだ。さあ、帰って寝よ。

「お父さん!大丈夫?」

そう言って、早川が河田に駆け寄った。は?お父さん?・・・「早川」が、偽名ってそういうことか。しかし、マジか。もういろいろ起きすぎて意味わかんねえぞ。

「帰るんですか。正義さん?」
「そりゃ、早川尋問タイムだろ」
「そうでしょうね」

俺はビリーから銃を奪って、尋問を開始することにした。
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